ミュージカル版「スパイダーマン」から主要キャスト2人降板

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［映画.com ニュース］　「ライオン・キング」のジュリー・テイモアが演出を手がけるブロードウェイ・ミュージカル「スパイダーマン（Spiderman: Turn Off the Dark）」から、相次いで2人の主要キャストが降板したことが分かった。

米エンタテインメント・ウィークリー誌によれば、このほどノーマン・オズボーン／グリーンゴブリン役のアラン・カミング（「X-MEN2」）が、レギュラーとして出演するTVシリーズ「ザ・グッド・ワイフ」の撮影スケジュールの兼ね合いで降板したという。名作「キャバレー」のMC役でトニー賞主演男優賞を受賞したカミングは、ブロードウェイではスター的な存在で、同プロダクションの目玉キャストのひとりだった。

また約1カ月前にも、ヒロインのメリー・ジェーン・ワトソン役のエバン・レイチェル・ウッド（「レスラー」）が、スケジュール上の都合で降板したばかり。当初は今年の春シーズンの初演を予定していたが、いっこうに仕上がる様子のない同プロダクションにさらに追い打ちをかける格好となった。

なお、主役のピーター・パーカー／スパイダーマンを演じるのは、俳優でロックシンガーのリーブ・カーニー。また、スタッフには、音楽にU2のボノとエッジ、衣装に石岡瑛子という強力な布陣がそろっている。