レオナルド・ディカプリオ、イーストウッド監督作でフーバー初代FBI長官に
2010年4月1日 17:03
[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオが、初めてクリント・イーストウッド監督とタッグを組むことになりそうだ。米Deadline Hollywoodによると、同監督が次回作として準備中の伝記映画の主人公、米連邦捜査局(FBI)の初代長官J・エドガー・フーバー役でディカプリオが出演交渉に入っているという。
FBI長官として50年にわたって権勢をふるい、「影の大統領」とまで言われたフーバーは、FBIの基礎を固めたことで評価される一方で、その権限を悪用して敵対する人間を迫害、恐喝したとして悪評の多い人物。映画のなかでは敵役として描かれることが多い。
またフーバーは、同性愛者で女装癖があったとも言われている。本作では「ミルク」のアカデミー賞脚本家で、ゲイであることをカミングアウトしているダスティン・ランス・ブラックが脚本を手がけることから、そのあたりに焦点が当てられる可能性もあり、いずれにしても、俳優ディカプリオにとっては野心的な挑戦となりそうだ。
同作は、イーストウッド監督とブライアン・グレーザーがプロデュースを務め、今年後半のクランクインを目指している。