クローネンバーグ監督&V・モーテンセンで「イースタン・プロミス」続編製作へ
2010年3月29日 17:06
[映画.com ニュース] デビッド・クローネンバーグ監督、ビゴ・モーテンセン主演でロシアンマフィアの世界を描いた「イースタン・プロミス」(07)の続編製作が正式に決定した。
ちょうど1年前にクローネンバーグ監督自身が続編の企画があることを明かしていたが、米Deadline Hollywoodによれば、同作のプロデューサーのポール・ウェブスターが、今年の冬を目標に続編の撮影に入りたいと語ったという。
主人公のロシアンマフィア、ニコライ役でアカデミー主演男優賞にノミネートされたモーテンセン、脚本のスティーブン・ナイトの続編への参加は決定。ストーリーの詳細や、第1作に出演したナオミ・ワッツやバンサン・カッセルらが続投するかどうかは現時点では分かっていない。クローネンバーグ監督は、1年前のインタビューで、「ニコライの物語はまだ終わっていない。膨大なリサーチをしたおかげで、1本の映画には入りきらないほどの素材も残っている」と話していた。
なお、クローネンバーグ監督とモーテンセンは、モーテンセンがジークムント・フロイト役でキーラ・ナイトレイ、マイケル・ファスベンダーと共演する「The Talking Cure」でも組むことになっており、こちらは「イースタン・プロミス」続編よりも先の5月のクランクインが予定されている。