パラリンピック日本代表候補、「時かけ」音声ガイダンス付き試写会へ出席 : 映画ニュース

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パラリンピック日本代表候補、「時かけ」音声ガイダンス付き試写会へ出席

2010年3月9日 11:30

FMラジオを使った音声ガイダンス付き上映会を実施「時をかける少女」

FMラジオを使った音声ガイダンス付き上映会を実施
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[映画.com ニュース] 仲里依紗の主演最新作「時をかける少女」の音声ガイダンス付き試写会が3月8日、東京・新宿ピカデリーで行われ、ロンドンパラリンピック陸上競技の日本代表強化指定選手で、視覚障害をもつ鳥越玲那さん、北京パラリンピック女子車いすバスケットボール日本代表の綱本麻里さん、同作のメガホンをとった谷口正晃監督らが出席した。

同作は、障害者と健常者が同じ立場で共存する社会の実現を目指すという「ネクスタイド・エヴォリューション」と協力し、上映期間中の新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、川崎チネチッタほかでFMラジオを用いた音声ガイダンス付き上映を行う。これに先立ち行われたこの日の試写会で、鳥越さんは「陸上を始めてまだ半年ですが、もともとスポーツが大好きなのでとても楽しい。ただ、伴走者の方と練習時間を合わせるのも一苦労」。網本さんは「北京では4位という結果で悔しい思いをした。今は2年後のロンドンを目指して練習を頑張っています」と話した。

自らの障害と向き合い、つらい日々もあったと語る2人だが「手を借りることも多く、負い目もあったが、裏を返せば『こんなことまでしてもらえてうれしい』と他人に感謝できるチャンスが(健常者に比べて)多いので幸せ」(鳥越さん)、「障害があるからこそ、今日は(試写会という)素敵な場所にいられるし、パラリンピックにも出られる。今は障害を個性と思っている」(綱本さん)。谷口監督は、幼少期に2度の大手術を経験したと明かし「母親の泣き顔など、幼心にやるせない気持ちを抱いた記憶がある。今、それが人間のやるせなさを描くときの大きな武器になっているのは確か。これからも完全無欠のヒーローではなく、何か足りない、何か満たされない人間を丁寧に描いていければ」と語った。

音声ガイダンス付き上映は、観客が持参したFMラジオとイヤホンを用いて、状況説明などを聞くというもの。音声ガイダンスはFMラジオからの発信で、劇場の音響からは通常の音声のみが流れる。

時をかける少女」はスタイルジャム配給で、3月13日から全国で公開。

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