小栗旬初監督作「シュアリー・サムデイ」ポスタービジュアル初公開

［映画.com ニュース］　小栗旬が5年越しで映画化に臨んだ初監督作「シュアリー・サムデイ」のポスタービジュアルが初公開された。小栗と「キサラギ」で共演して以来、親交のある主演・小出恵介を中心に、勝地涼、綾野剛、鈴木亮平、ムロツヨシの主人公5人が“五者五様”の表情を浮かべている。

同作は、小栗が高校時代の仲間たちとの絆をテーマに書き上げたプロットをベースに、「クローズZERO」シリーズの武藤将吾が脚本化した。小出ら高校の同級生5人組が主人公。学園祭中止に抗議するため、狂言のつもりで爆破予告した高校で本当に爆発事故を引き起こしてしまった5人が、命まで狙われる事件に巻き込まれていく3年後の姿を軸に描く。

「バカで最強!!!」と明記された同ポスターだが、裏面には「大人立入禁止。」「この映画、取扱注意！」と刺激的な文言が連なり、主要全キャストの名前も確認することができる。ヒロインを務める小西真奈美や原日出子、上戸彩、井上真央といった主演級の女性キャストは、小栗と映画やドラマでの共演歴がある。そのほか大竹しのぶや竹中直人、モト冬樹、津田寛治、笹野高史、吉田鋼太郎、遠藤憲一らベテラン陣が脇を固め、岡村隆史、妻夫木聡、阿部力らも小栗“監督”のために結集した。

小栗監督を筆頭に、主人公5人と小西、山本又一朗プロデューサーらは2月25日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でのワールドプレミアに向けて“北上”する。熱狂的な映画ファンが多く集まる北海道・夕張で、小栗監督が発する第一声に注目が集まる。

「シュアリー・サムデイ」は松竹配給で、7月17日から全国で公開。