「ダークナイト」海賊版を販売した男が、米連邦刑務所に2年服役へ
2010年2月22日 12:02
[映画.com ニュース] 大ヒット映画「ダークナイト」を映画館内で盗撮、海賊版DVDを販売したとして、米ミズーリ州の男が懲役2年、罰金2万4738ドル(約227万円)の有罪判決を受けたことが明らかになった。
米ミズーリ州グランドビュー在住のロバート・ヘンダーソンは08年7月、映画館で上映中の「ダークナイト」をデジタルカメラで録画しているところを逮捕された。アメリカでは、05年の「ファミリーエンターテインメントと著作権に関する法律(FECA)」の制定以降、映画館内での録画行為は連邦法に抵触する重罪となっており、ヘンダーソンは連邦刑務所に服役したのち、3年間の保護観察下に置かれる。
今回の有罪判決に関して、アメリカ映画協会のマイク・ロビンソン副会長は「重大な犯罪行為に対する妥当な判決。今後、同様の映画泥棒志願者への良き警告となることを願っている」とのコメントを発表した。