「東のエデン」AR技術を駆使した舞台挨拶に拍手喝さい
2010年1月10日 22:52
もはや絵空事ではなく、現実へ[拡大画像]
[映画.com ニュース] 人気TVアニメの劇場版2部作の第1部「東のエデン 劇場版I/The King of Eden」の大ヒット御礼舞台挨拶が1月9日、東京・テアトル新宿で行われ、神山健治監督、声優の木村良平、檜山修之が登壇。さらに、AR(Augment Reallity=拡張現実)技術を駆使した数々の作品を発表して話題の技術開発ユニット「AR三兄弟」が参加し、作中に登場する“東のエデンシステム”(以下、エデンシステム)を実現してみせた。
作中のエデンシステムは、携帯電話のカメラで人物を撮影して検索にかけると、その人物に対して付加された情報が次々と吹き出し形のレイヤーで表示される画像検索エンジンで、物語が進行する上でも重要な役割を果たしている。AR三兄弟が実現したエデンシステムは、専用サイト(http://edenoftheeast.jp/)へアクセスし、パソコンのWEBカメラに登場キャラクターの滝沢朗、森美咲、葛原みくる、板津豊の携帯ストラップを映すことでキャラクターを認識。ツィッターなどで各キャラクターに寄せられたユーザからの情報が、作中同様のレイヤーで表示されるというもの。会場でも実際に、観客が各々の携帯電話で情報やメッセージを投稿し、それが目の前のスクリーンに投影されたエデンシステムに表示されていった。さらに専用チラシの表面に映画のオープニング映像を流すという裏技も披露され、会場は大いに沸いた。
神山監督は、エデンシステムについて「(TVシリーズの)制作スタート時は絵空事だと、できたらいいなと思っていた設定だった」と述懐。作品の舞台は2011年の日本だが、「すでに現実でもセカイカメラが出てきたし、あと1年もあれば(こうした技術は)もっと成熟していくんじゃないかな」と技術の進歩に舌を巻いていた。
3月公開の「劇場版II」(写真)予告編もいよいよ登場(C)東のエデン製作委員会
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「東のエデン 劇場版I」は昨年11月28日に全7館で公開され、メイン館のテアトル新宿で歴代最高の初日動員数を記録するなどの好スタート。興行収入も現在までに1億円を突破し、同館では一度レイトショー上映になったものの、再び全日上映にカムバック。現在は全9館での上映中で、今後も全国で順次公開していく。第2部の「東のエデン 劇場版II/Paradise Lost」は3月公開で、この日から「劇場版I」上映館で「II」の予告編も解禁となった。
なお、AR三兄弟によるエデンシステムは、東京・吉祥寺パルコで24日までの期間限定で展開中の「東のエデン」プレミアムショップでも体験できる。
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