米監督組合賞ノミネート発表。「プレシャス」監督が黒人として初の候補入り
2010年1月8日 18:03
[映画.com ニュース] 第62回アメリカ監督組合(DGA)賞のノミネートが1月7日に発表され、キャスリン・ビグロー(「ハート・ロッカー」)、ジェームズ・キャメロン(「アバター」)、リー・ダニエルズ(「プレシャス」)、ジェイソン・ライトマン(「マイレージ、マイライフ」)、クエンティン・タランティーノ(「イングロリアス・バスターズ」)の5名が出そろった。5作品とも先日発表されたアメリカ製作者組合(PGA)賞にもノミネートされている。
リー・ダニエルズ監督は、1948年設立の歴史ある同賞史上初のアフリカ系アメリカ人候補。また今回は、女性として史上7人目の候補入りを果たしたキャスリン・ビグロー監督が女性初となる勝利を手にするかにも注目が集まる。さらに、キャメロンVSビグローの元夫婦対決といった見どころも。
5名のうち、キャメロン監督は過去に「タイタニック」でDGA賞を受賞した経験を持つ。ちなみに、過去61年間でDGA賞受賞監督がアカデミー監督賞を獲得できなかったのはわずか6例しかない。注目のDGA賞結果は1月30日、米ロサンゼルスのハイアット・センチュリープラザ・ホテルで行われるDGA主催のディナーにて発表される。
▽DGA賞ノミネート作品(監督名のABC順)
キャスリン・ビグロー(「ハート・ロッカー」)
ジェームズ・キャメロン(「アバター」)
リー・ダニエルズ(「プレシャス」)
ジェイソン・ライトマン(「マイレージ、マイライフ」)
クエンティン・タランティーノ(「イングロリアス・バスターズ」)