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役所広司&佐藤浩市“侍の生きざま”に思い馳せる

2009年12月16日 05:59

師走の京都は寒い…「最後の忠臣蔵」

師走の京都は寒い…
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[映画.com ニュース] 池宮彰一郎の人気小説をワーナー・ブラザースが映画化する「最後の忠臣蔵」の撮影が12月14日、京都市内で公開された。大石内蔵助率いる四十七士が主君の無念を晴らし切腹で殉じたなか、密かに生き残った2人の男を演じる役所広司佐藤浩市に話を聞いた。

この日は、くしくも赤穂浪士が吉良上野介の屋敷に討ち入りした当日。身を潜めて暮らす瀬尾孫左衛門(役所)らしき人物を追って、寺坂吉右衛門(佐藤)が山中にある橋にさしかかるという場面を撮影した。杉田成道監督の細部にまでこだわる演出のもと、2人の気合がぶつかり合う白熱したシーンになった。

役所は、脚本にほれ込んで出演を快諾したそうで「忠臣蔵の中にこんな人物がいたんだということを全然知りませんでした。非常に新鮮な忠臣蔵の物語だと思った」と述懐。佐藤も同様で、「脚本家の田中陽造さんと僕が仕事をするのは『魚影の群れ』以来26年ぶり。自分の若さと未熟さから、彼の本をうまく解釈できなかった。そんな過去を僕なりに返したいなと思っています」と真摯に話した。

逐電、逃亡という汚名を着せられながら、それでも主君の密命を遂行することでしか自らの存在価値を見出せない2人。役所は、内蔵助の忘れ形見の娘を嫁がせることにのみ執心する役どころに「日本人として、こういう人たちがいたんだということはすごく誇りに思う」と説明した。一方の佐藤も、「美徳とすべきものが日本にも確実にあったのでしょう。資本主義が国を悪くしたのか、戦後が悪かったのか。僕が幼少のころは侍とは言いませんが、敬愛の精神のようなものが残っていた」と強調。さらに、「今はそれが全くなくなってしまった。この映画を通して、そういったことに対する何かを感じてもらえたら」と訴えた。


否が応にも気合が入る「最後の忠臣蔵」

否が応にも気合が入る
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そんな2人に対し、杉田監督は「役所広司さんの熱の入り方が、現場にとても素晴らしい緊張感を与えてくれている。役になりきった役所さんを見ていると、全盛期の三船敏郎をほうふつとさせて鬼気迫るものがある。かたや佐藤浩市も言葉には出さないが、非常に熱の入った演技で応えてくれている」と絶賛している。

最後の忠臣蔵」は、2011年正月第2弾として全国で公開。

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