若松孝二監督の最新作「キャタピラー」完成間近。江戸川乱歩「芋虫」が原作
2009年9月8日 12:00
73歳、意欲作続々と…[拡大画像]
[映画.com ニュース] 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」で知られる若松孝二監督の次回作「キャタピラー」が、完成間近だ。
「キャタピラー」は、江戸川乱歩の短編小説「芋虫」が原作。第2次世界大戦下に時代設定を変え、満州で負傷して五体の機能をほぼ失った傷痍軍人の夫と、献身的に世話を焼く一方で夫を虐待する妻の姿を中心に描く。
夫の苦しむ姿を見ることに至上の喜びを感じる妻に扮したのは、寺島しのぶ。視覚と触覚以外の全機能を失い、芋虫のように無抵抗な須永中尉を、「実録・連合赤軍」にも出演した大西信満が演じた。ほかにも粕谷圭吾、河原さぶ、篠原勝之らが出演する。
若松監督は、今年1月に都内で行われたトークショーで本作について「戦争はいろいろな人を不幸にする、ということを伝えたいし撮りたいのです」と訴えていた。撮影は、5月に新潟・長岡などで敢行し、既にクランクアップ。配給は未定だが、編集作業もほぼ終えており、2010年の公開を目指している。
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