バービンスキー監督が「パイレーツ4」に続き「バイオショック」も降板
2009年8月26日 12:00
[映画.com ニュース] 今夏、ディズニーの大ヒットシリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン4」の監督の座を降り、シューティングRPGを下敷きとしたユニバーサルのSF映画「バイオショック」を監督することを選んだゴア・バービンスキーが、その監督からも降板し、プロデューサーに専念することになった。
米バラエティ誌が伝えたもので、ユニバーサルは「28週後...」「10億分の1の男」のスペイン人監督フアン・カルロス・フレスナディージョを後任の監督に選んだ。「ラスト・サムライ」「アビエイター」の脚本家ジョン・ローガンが脚本を担当する。
監督の交代の理由は、1億6000万ドル(約150億円)とも伝えられた高額の製作費が直接的な要因のようだ。ユニバーサルはその予算を削減するため、(アメリカ以外の)海外で製作するプランに変更。ところが、バービンスキー監督は、ジョニー・デップが声の出演をするパラマウントのアニメ映画「ランゴ(Rango)」(2011年公開予定)の監督の仕事にかかり切りのため、撮影に参加できなくなったのだという。
なお、主演には「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが噂されているが、キャスティングに関する進展は発表されていない。