大ヒットTVドラマ「ベイウォッチ」映画化。コメディタッチの作品に?
2009年7月9日 12:00
[映画.com ニュース] 90年代にアメリカで放送され、全世界で大ヒットを記録したドラマ「ベイウォッチ」。海難救助に命を懸けるカリフォルニア・サンタモニカ湾沿岸のベイウォッチ(水難監視救助隊)の隊員たちの活躍を描くアクション・アドベンチャーで、シーズンごとに加わる美人隊員たちの水着姿も大きな話題になった同作が、映画化されることになった。
もともと05年にドリームワークスがリメイク権を取得していたものだが、このほどドリームワークスからパラマウント・ピクチャーズの社長に就任したアダム・グッドマンの陣頭指揮のもと新たに始動した格好だ。
米バラエティ誌によると、今回の映画版の監督としてジェレミー・ガレリックが抜擢。ジェニファー・アニストンとビンス・ボーン主演のロマンチックコメディ「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」(ペイトン・リード監督)の脚本家で、先頃アメリカで大ヒットを記録したトッド・フィリップス監督のコメディ「ザ・ハングオーバー(原題)」の脚本リライトも手がけた、現在ハリウッドで大注目の人物だ。本作が監督デビュー作となる。
映画版「ベイウォッチ」でも、05年当時にジェイ・シェリックとデビッド・ロンが執筆したよりアクション色の強い脚本をコメディタッチにリライトするとのことで、ガレリックいわく「『パラダイス・アーミー』や『ポリス・アカデミー』風のコメディを考えている」そうだ。