キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、魅惑のシャンプーCMで2.4億円獲得
2009年6月2日 12:00
[映画.com ニュース] 女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、ヘアケアブランドのラックス(ユニリーバ・ジャパン株式会社)のシャンプーCMで、総額155万英ポンド(約2億4000万円)を稼いでいたことが分かった。
ユニリーバ側の担当者は英サンデー・タイムズ紙に、彼女を起用した理由を次のようにコメントした。「『エントラップメント』(99)でのセクシーでミステリアスな演技が忘れられなくて、キャサリンを起用した。そんなワケで、広告はミニスパイ映画として書かれた。残念ながら英国ではそのCMがオンエアされないが、彼女はすごくキレイで、契約に見合う内容だ」
そのCMは、ゼタ=ジョーンズのブルネットのロングヘアを魅力的に映し出したサスペンスありロマンスありの作品で、日本と中国のみに向けたCM。日本でもこの3月から放映されて話題沸騰中だ。「アルケミスト/輝きの秘密」というタイトルの同作は、ラックス公式サイトで7分間のロングバージョンが視聴可能である。
ストーリーは、魅惑の成分を生み出す研究所を務めるゼタ=ジョーンズが、バイクで侵入する若い男に気をとられている間にその魅惑の成分を盗み出し、その効果を試すためにシャワーを浴びて髪をシャンプーし、夜のパーティにゴージャスに現れて人々の喝采を浴びるという内容。
監督は、ビョークやカイリー・ミノーグのミュージックビデオを手がけたドーン・シャドフォース。脚本は、「007/ゴールデンアイ」「ナイロビの蜂」の脚本家ジェフリー・ケイン。ハリウッドの一流どころが集結し、さらにBGM音楽としてダニー・エルフマン作曲の「シザーハンズ」(ティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演)のスコアが使われている。