中田秀夫監督がイギリスでサイコスリラー「チャットルーム」製作へ
2008年11月5日 12:00
[映画.com ニュース] 「リング」の中田秀夫監督が、イギリスで新作サイコスリラー「チャットルーム(Chatroom)」を撮ることが明らかになった。中田監督は過去に「リング」(99)をハリウッドリメイクした「ザ・リング」のオリジナル続編「ザ・リング2」で自らメガホンを取っており、これが2本目の海外作品となる。
お互いをけしかけて破壊行動をエスカレートさせていくティーンエイジャーたちの物語で、脚本をアイルランド人劇作家のエンダ・ウォルシュ(スティーブ・マックィーン監督「ハンガー(Hunger)」)が手がける。
英Film 4の製作で、プロデュースは「ブーリン家の姉妹」のアリソン・オーウェンと「麦の穂をゆらす風」のポール・トライビッツ、「ハンガー」のローラ・ヘイスティングス=スミスら。来年春にイギリスでの撮影を予定。
セールスを手がけるWestEndの担当者は、今作について「中田は非常に視覚的でコンセプチュアルなアイデアを提示してきた。『ディスタービア』と『CUBE』の中間のような感じ」とコメントしている。