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米監督組合、米脚本家組合よりお先に決着!3年間の仮契約締結

2008年1月21日 12:00

[映画.com ニュース] 米監督組合(DGA)と映画テレビ製作者連合(AMPTP)は1月17日午後、米脚本家組合(WGA)より先に、契約条件交渉で3年間の仮契約に至ったと発表した。懸案だったインターネット上の番組への権限や支払い方法において、大まかな部分で同意に至ったようだ。

両者の交渉は6日目、ついに決着。この新しい契約条件が1万3500人のDGAメンバーに承認されれば、7月1日から施行される。これにより、最悪の場合7月より可能性があったDGAのストライキも未然に防がれた。

DGAがAMPTPに要求し、同意を得た具体的な条件は以下の4点。
・契約に関する賃金や再使用料を各年毎に見直し、ベースアップさせること。
・インターネット配信用に制作された番組に対し、DGAへ権限を与えること。
・有料インターネット・ダウンロード(販売物)に関する再使用料を現行の2倍にすること。
・インターネット上の広告支援ストリーミングや映像クリップの使用に関して再使用料を設定すること。

DGAが仮契約に漕ぎ着けたのは、迅速かつ根気強い行動があったからだ。前週土曜日の12日に始まった交渉は、DGA側は交渉委員会(50名で構成)のケイツ会長とDGA重役ジェイ・D・ロスが先頭に立って、連日重ねられた。この交渉を二語で表すなら「革新と実用性だ」と述べたケイツ会長は交渉に当たって「いかなる妥協もなかった」と語っている。また、契約への下準備をするための非公式の話し合いは、20世紀フォックスの親会社ニューズ・コーポレーションのピーター・チャーニン会長や、ディズニーのロバート・アイガー会長を相手に、本交渉の前に数週間にわたり行われた。

DGAのマイケル・アプテッド会長は、非常に困難な交渉だったが、デジタル時代に、重要な2つの原則を契約化する同意に漕ぎ着けることができたと総括する。第1には、DGAの権限は絶対不可欠だということ。第2には、インターネットは無料ではないということ。

一方、昨年11月5日よりストライキに突入し、12月7日にAMPTPと決裂したまま、再開のメドが立っていなかったWGAは、このDGAの契約締結を受けて、やっと18日に「交渉のテーブルに着く」と声明を発表した。しかしながら、AMPTPは、WGAの6つの提案を取り下げるよう要求しており、今後の動向が注目される。

また、19日、ユタ州で開催中のサンダンス映画祭を訪れたアメリカ映画業協会(MPAA)のダン・グリックマン会長は、DGAの決着した条件が、WGAや米映画俳優組合(SAG)の解決の糸口になるのではないかと示唆。「映画監督たち(DGA)が交渉に成功した条件を見て思うんだが、同様に他のギルドにとってのとてもいい“テンプレート(ひな型)”になるのではないか」と語った。

ともあれ、DGAが仮契約を締結したことで、まだ未解決のWGAやSAGの交渉に、一筋の光が差してきたのは確かなようだ。

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