売れっ子女優スカーレット・ヨハンソンに、新作企画3本!
2007年8月20日 12:00
[映画.com ニュース] 全米ベストセラー「ティファニーで子育てを」を映画化した主演コメディ「The Nanny Diaries」が8月24日に全米公開。英国女王エリザベス1世の母アン・ブリンを演じた歴史劇「The Other Boleyn Girl」がポストプロダクション中のスカーレット・ヨハンソンは現在、「タロットカード殺人事件」(10月27日公開)に続くウッディ・アレン監督の新作コメディをスペイン・バルセロナで撮影中。米ハリウッド・レポーター紙によると、そんな超多忙な売れっ子女優に、新作企画3本が舞い込んでいるという。
1本目は、全米ベストセラー「恋愛修行 最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」(グレッグ・ベーレント&リズ・タシーロ共著)を原作とする群像コメディ「He's Just Not That into You」。スカーレットは、不倫相手を誘惑して妻と別れさせようとするピラティスのインストラクター役で、ジェニファー・アニストン、ジェニファー・コネリー、ドリュー・バリモアらと共演する。監督は、「ライセンス・トゥ・ウェド(原題)」(今秋公開)に続いて結婚コメディを手掛けるケン・クワピス。
2本目は、「シン・シティ」のフランク・ミラーが初の単独監督に挑む「The Spirit」。原作は、1940~52年にかけてグラフィック・ノベル界の先駆者ウィル・アイズナーが発表したコミックで、同作は、死から甦った刑事(「ママの遺したラヴソング」で共演したガブリエル・マクト)がマスクを被った“スピリット”と呼ばれる影の存在のヒーローとなるハードボイルドになる。スカーレットはグラマラスでセクシーな秘書シルケン・フロスを演じる。10月から撮影開始予定。
3本目は、歴史劇「Mary Queen of Scots」。スカーレットが演じるのは、16世紀にエリザベス1世と英国の覇権を争ったことで有名な、スコットランド女王メアリー・スチュワート。同作はボスウェル伯との恋愛や、異母兄のマリ伯ジェームズ・スチュアートとの権力闘争が描かれる。監督は、エドワード・ノートン主演の「The Painted Veil」で映画賞を賑わせたジョン・カーラン。08年3月に英国で撮影予定。