ブラピ主演西部劇の編集をめぐって、スタジオと監督とブラピが対立
2007年5月8日 12:00
ブラッド・ピットが主演する、西部劇「The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford」の編集をめぐって、トラブルが起きているようだ。
情報筋によると、脚本・監督を手がけたアンドリュー・ドミニク(「チョッパー・リード/史上最凶の殺人鬼」)によるディレクターズカット版が3時間以上に及んだため、プロデューサーを兼ねるブラッド・ピット、プロデューサーのリドリー・スコット、(本作では外部スタッフの)スピルバーグ作品の編集マンとして知られるマイケル・カーンが、さまざまなショートバージョンを製作したものの、テスト試写ではどれも不評だというのだ。
度重なる公開延期の末、9月21日に全米公開されることが決定したが、今のところどのバージョンで公開されるか決まっていない状態だという。ちなみに、「The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford」は、「チョッパー・リード」に惚れ込んだブラッド・ピットが、アンドリュー・ドミニク監督に持ち掛けた企画として知られる。