ワシントン&ウィテカー、黒人オスカー男優2人がタッグ
2007年4月13日 12:00
フォレスト・ウィテカーと、“先輩”オスカー受賞者デンゼル・ワシントンとの夢の共演が実現。「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー」に続くワシントンの2度目の監督作になる実話に基づいたドラマ「The Great Debater」で、オプラ・ウィンフリーがプロデューサーに加わったワインスタイン・カンパニー製作作品だ。来月4月よりルイジアナ州で撮影がスタートする。
1935年にメルビン・トルソン教授によってディベートのトレーニングを積んだテキサス州の小さなカレッジの黒人生徒たちが、全米ディベート選手権で、エリートのハーバード大学と争うという物語で、ドラマの柱石となる激情型の教授をワシントンが演じ、ウィテカーが物語の重要なカギとなるディベートコーチを探し出す学生の父親を演じる。日本人はディベートが苦手なだけに、その題材で日本でヒットするのか気になるところだが、アカデミー主演男優賞受賞の黒人2大スターの共演は見逃せないところだ。
ジェームズ・エルロイ原作の「The Night Watchman」(08年全米公開予定)でキアヌ・リーブスと共演したウィテカーは、本作がオスカーを受賞してから2本目の出演作になる。また、ワシントンの最新作は、この冬全米公開されるリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ共演のクライムストーリー「American Gangster」。