当事者である2人の若者が語る「グアンタナモ、僕達が見た真実」 : 映画ニュース

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当事者である2人の若者が語る「グアンタナモ、僕達が見た真実」

2007年1月26日 12:00

(左から)シャフィク・レスル、ローヘル・アフマド「グアンタナモ、僕達が見た真実」

(左から)シャフィク・レスル、ローヘル・アフマド
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01年9月11日の米同時多発テロ直後の10月に、友人の結婚式のためにパキスタンに旅行していた4人のパキスタン系イギリス人が、ボランティアのために足を踏み入れたアフガニスタンで、アフガン北部同盟、そして最終的には米軍に捕らえられた。米軍は彼らをキューバにあるグアンタナモ米軍基地へと移送し、非人道的な拷問にかける……。マイケル・ウィンターボトムマット・ホワイトクロス監督による「グアンタナモ、僕達が見た真実」は、たまたまアフガニスタンにいたごく普通のイギリス人が、パキスタン系というだけで拘束、拘留、そして拷問されるという恐怖を描いた実話に基づく衝撃作。グアンタナモを含め、計2年半の拘留を経て解放され本作のモデルとなり、出演もしているローヘル・アフマドとシャフィク・レスルの2人に話を聞いた。

無実にもかかわらず、グアンタナモでは様々な拷問にかけられたという2人だが、解放後、そのやり場のない怒りをどのように処理したのかを聞いてみると、「この映画を作ることによって、その怒りを静めようとしたんだ。それに、“ブッシュ大統領や欧米各国の政府の人間たちのグアンタナモに関しての考え方を改めさせるんだ”という強い気持ちを持つことで、なんとかその怒りをなくそうとしたよ。建設的な形で、要するに映画を作ることで、その“怒り”を処理したんだよ。もちろん今でも怒りはあるけど」(ローヘル)とコメント。

究極的には、宗教の対立、偏見によって引き起こされたかのように見えるこの事件だが、キリスト教、イスラム教の共存という大きなテーマについて聞いてみると「別にこれはキリスト教、イスラム教という問題ではなく、テロとの戦争をどう考えるかということだと思うんだ。ただ、宗教に関して言えば、“他人には他人の宗教がある”ということを受け入れることが大切。皆が同じというわけにはいかないし、皆がキリスト教徒である必要は全くないんだということ。僕たちもこれまで、“イスラム教徒でない”人たちと問題なく共存してきた。ところが、(9・11以来)欧米メディアではイスラム教に問題があって、“イスラム教徒はテロリストだ!”という報道がされた。その報道も問題だが、多くの人が、その誤った報道を信じていることの方が更に大きな問題なんだ」(シャフィク)と訴えた。

すっかり社会活動家の風格を身につけた2人だが、人生を社会活動に捧げるつもりはないそうだ。だが、いまも拘留されている仲間のためにグアンタナモ米軍基地の閉鎖まではこの活動を続けるという。これからも続く彼らの闘いにも注目だ。「グアンタナモ、僕達が見た真実」は1月27日ロードショー。

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