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東京フィルメックス、今年の見どころは?諏訪敦彦監督が語る

2006年11月17日 12:00

東京フィルメックスで審査員を務める 諏訪敦彦監督「世紀の光」

東京フィルメックスで審査員を務める
諏訪敦彦監督
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作家主義の映画祭、東京フィルメックスも今年で7回目。カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞するなどヨーロッパで高い評価を受け、各国の作家監督たちとも交流のある諏訪敦彦監督に、今年の東京フィルメックスの見どころについて話を聞いた。

諏訪監督は、今年の審査員のうちの1人。「ジャ・ジャンクーの『三峡好人』と、ツァイ・ミンリャン『黒眼圏』は未見なので楽しみにしています。ツァイさんとは個人的にも親しくしています。ただ映画を作るだけでなく、自国で自分の映画の上映活動をして、大ヒットになるほど動員数を伸ばした、その姿勢を尊敬するし刺激を受けます。ジャ・ジャンクーとは、ペルージャの映画祭で一緒になったことがあって、実は彼と僕とペドロ・コスタで、オムニバス映画を作ろうという企画もあるんです。なかなか実現しませんが(笑)。あとは、僕がフランスに住んでいた頃にアピチャッポン・ウィーラーセタクンの作品が初公開されて、こんな映画見たことない!ってパリ中で話題になったんです。以来注目しているので、彼の新作『世紀の光』も楽しみです」

今年は、日本でも人気の高いモフセン・マフマルバフの新作など、イラン映画が5本も上映される。諏訪作品にも意外な影響を与えているようで、「僕はフィクションとドキュメンタリーの間みたいな所で作品作りをしているので、アッバス・キアロスタミの『クローズ・アップ』など、イラン映画にはフィクションの枠組みについていろいろ考えさせられたんですね。だから、それ以降の世代が今どういう映画を作っているのか気になっています」

審査員としては、「今年審査員をしたロカルノ映画祭でも感じたんですが、最近、映画が保守的傾向にあるようです。フィルメックスで革新的な作品に出会えればいいですね」

第7回東京フィルメックスは11月17日から26日まで有楽町朝日ホール他で開催。

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