「ブルース・オールマイティ」続編、製作コストが300億円規模に
2006年10月10日 12:00
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「ブルース・オールマイティ」続編、製作コストが300億円規模に
「ブルース・オールマイティ」の続編、「Evan Almighty」の製作費がコメディ映画としては史上最高額にふくれあがっていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が伝えた。今回の主役は前作で脇役を務めたスティーブ・カレル(「40歳の童貞男」)で、トップスターのジム・キャリーが出演しないためにコストは下がるものと見られていたが、なんと最終的な製作費は1億7500万ドル(約206億円)、マーケティング費を含めると2億5000万ドル(約295億円)にもなるという。一説によると、その原因は06年の年末公開を目論むスタジオが映画の完成を急かしたため、撮影クルーはろくな準備期間もないままに、雨期のバージニア州で撮影開始せざるを得なかったからだとか。雨天のため撮影は遅れに遅れ、また「ノアの箱船」をベースにした物語のため数百種類の動物を用意することになり、これがさらなる混乱を生み出したという。結局、映画は07年夏に公開となったが、同作を製作するユニバーサルのマーク・シュマガー社長は高騰した製作費を取り戻す自信はあるようだ。