アメコミ映画ブームの立役者、マーベル会長が退任
2006年6月6日 12:00
「スパイダーマン」や「X-MEN」などをプロデュースし、現在のアメコミ映画ブームの立役者であるマーベル・スタジオのアビ・アラッドが、会長の座を退いた。映画プロデューサーとしての業務に集中するための措置で、今後は自身の製作会社アビ・アラッド・プロダクションで、マーベル原作の「ハルク2」と「アイアン・マン」(ジョン・ファブロー監督)のプロデュースに専念するつもりだという。マーベルとは、クリエイティブ・コンサルタントとしての契約が残る。この契約には、競業禁止条項が盛り込まれており、アラッドはマーベル以外のスーパーヒーロー映画、または、SFやファンタジー大作を製作することができない。