ようやく決定。「黄金の羅針盤」監督にクリス・ウェイツ
2006年5月16日 12:00
フィリップ・プルマンの人気ファンタジー小説「黄金の羅針盤」(新潮文庫)の監督が、ようやく決定した模様だ。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを手がけたニューライン・シネマが製作を手がける同作は、当初「アバウト・ア・ボーイ」のクリス・ウェイツが脚本・監督を手がけることになっていたが、複雑すぎるVFXを理由に監督の座を退いた。その後、「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」の新鋭アナンド・タッカーが起用されたものの、「クリエイティブ面における相違」で降板。その知らせを聞いたウェイツ監督が、再び「黄金の羅針盤」に興味を示し、監督に返り咲くことになった。「黄金の羅針盤」は、「ライラの冒険」シリーズの第1作で、ニューライン・シネマとしては第2作「神秘の短剣」、第3作「琥珀の望遠鏡」と続けて製作したい意向だ。