韓流ホラー「コックリさん」の監督を直撃!
2005年4月19日 12:00
「ボイス」で一躍脚光を浴びた韓国ホラーの鬼才アン・ビョンギ監督が、日本でもおなじみの降霊遊び「コックリさん」を映画化。4月23日の公開を前に編集部のインタビューに応じてくれた。
そもそも「コックリさん」は、日本独自の文化だと思っていた方が多いのではないだろうか? それについて監督は「韓国でも昔からコックリさんはよく知られていました。夏になると肝試し感覚で遊んだりします。しかし、日本のように社会現象になるまでには至りませんでしたが。私は大衆的な恐怖映画を作ろうと思ったとき、この『コックリさん』をまだ誰も映画化していないことに気がついたんです」と映画化のいきさつも交えて語った。
スピルバーグが「箪笥」のリメイク権を獲得するなど、ハリウッドでの韓流ホラーの台頭が目覚しいが、アン・ビョンギ監督の前作「ボイス」も既にハリウッドでのリメイクが決定している。「今は『ボイス』リメイクの話がハリウッドで進んでいます。そしていつか、ハリウッド作品で指揮をとることができればと思っています。清水監督の『THE JUON/呪怨』のヒットは“恐怖”が文化や国家の垣根を越えた不変なものだと確信させてくれました」と語った。