浦沢直樹の「MONSTER」がハリウッド映画に!
2005年4月12日 12:00
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを製作したニューライン・シネマが、浦沢直樹の人気漫画「MONSTER」の映画化権を獲得した。4月5日、出版元である小学館が発表したもの。
「MONSTER」は、80年代の西ドイツで瀕死の少年ヨハンを救った天才外科医テンマが、後に、少年をめぐる殺人事件に巻き込まれていくというサイコスリラー。94から01年にかけて「ビッグコミックオリジナル」に連載され、単行本の売上部数は2000万部、現在は10カ国で翻訳出版、昨年4月からは日本テレビ系でアニメも放送されている、まさに“モンスター”級の人気を誇る漫画だ。
映画化では、まだ脚本家や監督は決まっていないが、共同製作として、「バックドラフト」や「ブローン・アウェイ」をプロデュースしたトリロジー・エンタテイメント社が参加することになっている。