「スター・ウォーズ」3Dバージョンが公開へ
2005年3月22日 12:00
ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」シリーズ全作品を、テキサス・インスツルメンツ社と共に3D映画としてリマスターし、再上映すると発表した。映画配給会社と興行主向けに毎年ラスベガスで行われるイベント、ショーウエストで、デジタル3D映画のプロモーションに参加したルーカスは、30周年を記念して、07年に「スター・ウォーズ」(エピソード4)の3Dリマスター版を公開し、その後、毎年1作ずつ3D版をリリースしていく予定だという。
パネル・ディスカッションには、ルーカス監督のほかに、ジェームズ・キャメロン監督、ロバート・ゼメキス監督、ロバート・ロドリゲス監督らが参加し、3D映画の魅力についてそれぞれアピールした。現在キャメロン監督は、3D映画「バトル・エンジェル」のプリプロダクション中で、ゼメキス監督は3D映画2作品を準備中。ロドリゲス監督は今夏全米公開される3D映画「The Adventures of Shark Boy & Lava Girl in 3-D」の仕上げの真っ最中だという。
ショーウエストでは、「エピソード3/シスの復讐」の冒頭6分間の映像も公開された。ルーカス監督によれば、「エピソード1」とは違い、より感傷的になるという。「『タイタニック』の宇宙版のように描いたんだ。本当に哀しい話だよ」と語り、ライトセーバーではなく、ティッシュペーパーを持参して欲しいとコメントした。