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巨匠アンゲロプロスが、撮影に2年も費やした驚くべき理由

2005年1月25日 12:00

(左より)岸惠子、テオ・アンゲロプロス監督「エレニの旅」

(左より)岸惠子、テオ・アンゲロプロス監督
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旅芸人の記録」(75)「ユリシーズの瞳」(95)などの傑作で知られるギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス監督が98年カンヌ映画祭パルムドールに輝いた「永遠と一日」以来の新作となる「エレニの旅」を引っ提げて6年ぶりの来日。1月24日、東京・日比谷の帝国ホテルにて記者会見を開いた。

数々の名作を作り上げてきた巨匠の最新作は、20世紀の歴史を1人のギリシャ女性の人生を通して描くという壮大な悲劇。アンゲロプロス監督は、98年カンヌ映画祭でパルムドールを受けた数カ月後に母親を亡くし、その時に「20世紀の初めに生を受け、20世紀の終わりにその生涯を閉じた母親に捧げる映画」を作らなければいけないと思い、この壮大なる大作の準備に取り掛かったという。だが、構想があまりにも大きすぎたために、年代を区切り、3部に分けて製作することになった。この「エレニの旅」は3部作の第1部で、1919年から45年の第2次世界大戦の終戦までを描いている。

撮影に約2年をかけた本作だが、2年間も撮影を続けることができる気力はどこから来るのか?と聞かれ、「湖底に村を1つ作りました。そして、村が再び水に沈むまで待っていたら自然と時間が経っていました」と語り会場を驚嘆させた。

会見の最後には、熱狂的なテオ・アンゲロプロス作品のファンだという女優の岸惠子が来場。自身の母親について語るとともに、アンゲロプロス監督の仕事を称えた。「エレニの旅」は4月、シャンテシネほかにて公開。

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