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「ゆきゆきて、神軍」の鬼才・原一男監督、新作を語る

2005年1月11日 12:00

マイケル・ムーアが “尊敬するドキュメンタリー作家”として 名を挙げている原一男監督「ゆきゆきて、神軍」

マイケル・ムーアが
“尊敬するドキュメンタリー作家”として
名を挙げている原一男監督
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ゆきゆきて、神軍」「全身小説家」など映画史に残る傑作ドキュメンタリーで知られる原一男監督が、「男たちから見たヒロインはそれぞれ違って見えるはず」という観点から、4人の女優(吉本多香美渡辺真起子金久美子桃井かおり)で1人の女性を描くというユニークな着想を得て、初めて挑戦した劇映画「またの日の知華」。70年代の日本を背景に知華と彼女に関わった4人の男たちのそれぞれの生き様を描いた本作について、話を聞いた。

まず、なぜ劇映画を作ったか尋ねると「今までに4本のドキュメンタリーを作ってみて、ひと通りやり終えた感覚があり、今までやってきたことの総括がしたくなったというのが1つ。また、今まで男性をメインで描いてきたので、女の人を描いてみたくなった。日常的に『あなたは女のことがわかってない』と言われ続けてきましたから、その言葉に対する鬱憤もあったのでしょう(笑)」

初めての劇映画で、4人の女優で1人の女性を描くというユニークな手法を採ったが、「『劇映画も俳優のドキュメンタリーである』という言葉が昔からありますから、特に細かい注文は出しませんでした。それぞれの女優の持ち味が、知華を演じながら掛け算のようになってくれればと思っていましたが、第2章での知華は自分の中でこうあって欲しいという強いイメージがあったので、第2章で知華を演じた渡辺真起子さんにはとても苦労させてしまいました。今回劇映画を経験してみて、『俳優によって、ベストの演技パターンがそれぞれ違う』ということを教えられましたね」

そんな原監督に今後のことを聞いてみると、「劇映画では、いつになるか分からないけど青春時代劇で『国定忠治』をやりたい。ドキュメンタリーだったら、もう2年くらい前から準備はしているんだけど、『70年代の嬰児殺し』を民俗学的観点から描けないかなと漠然と考えています」。まだまだ創作意欲は衰えていないようである。

またの日の知華」は15日より、シネマスクエアとうきゅうにて公開。

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