筑紫哲也氏、阿川佐和子氏が「映画大使」に就任
2004年7月20日 12:00
映画業界大手4団体がお互いの利害を超え、映画人口2億人到達を目標に立ち上げた「映画館に行こう!」キャンペーンが今月からスタートしたが、このほど、このキャンペーンのPRを担当する映画大使に、ニュースキャスターの筑紫哲也氏とエッセイストの阿川佐和子氏が決定し、7月20日、帝国ホテル(東京・日比谷)にて任命式が行われた。
両氏は来年の6月まで、映画館で映画を観ることの楽しさを各所でアピールしていくが、大使特権として、全国どこの映画館でもペアで無料鑑賞出来る特別入場証をプレゼントされた。これを受け、大の映画好きとして知られる筑紫氏は、「(デートのための)有効な武器をもらった」と会場を笑わせた一方で、「文化は夜の長さと比例するので、レイトショーの更なる浸透や鑑賞料金の見直し、また、どうやって人生を楽しむかという議論もしていきたい」と意欲を語った。
なお、関係者によると、現在実施中の「夫婦50割引」キャンペーンの効果で、再び劇場に足を運び始めた往年の映画ファンがかなり増加しているそうだ。