韓国女性が選んだ最高の映画って？

韓国で、「猟奇的な彼女」を押さえて「韓国女性が選ぶ最高の韓国映画」に選ばれた「子猫をお願い」の主演女優ペ・ドゥナが来日した。

99年の韓国版「リング」で貞子役にあたるウンソを演じ、スクリーンデビューを果たしたペ・ドゥナは、02年の「ガンバレ、クムスン！」で韓国国内の女優としては過去最高のギャラでキャスティングされるなど、本国では大変な人気女優。日本では「ほえる犬は噛まない」の演技が評判となったが、本作では韓国内外で数々の賞を受賞した。「今まで出演した映画の中でも、『子猫をお願い』『ほえる犬は噛まない』『復讐者に憐れみを』の3本は特別な作品。特に今回の『子猫をお願い』は、どこに行っても非常に高く評価されるので、誇りを持ってます」

本作の主人公は5人の女の子。スタッフにも女性が多かったという撮影現場は、「修羅場でした（笑）。いつもおしゃべりをして、うるさいぐらいにぎやか」だったとのこと。また、「『シュリ』や『JSA』のような大資本の映画でも、今回のような小さな作品でも、特にこだわりはありません。作品の大きさではなくて、シナリオと監督が良ければ出演してみたい」と言い切った彼女の今後が楽しみだ。6月26日よりユーロスペースほかにてロードショー。