伊東美咲の大胆なエッチシーンもあるぞ!森田芳光の「海猫」
2004年6月8日 12:00
97年「失楽園」で興収40億円の大ヒットを飛ばした森田芳光監督が、北海道・函館近郊の漁村を舞台に漁師である兄と結婚しながらもその弟を愛してしまうという「禁断の愛」を描いた谷村志穂の同名小説を映画する「海猫」。その製作発表が、3日、東京・港区の高輪プリンスホテルで行われ、森田監督、原作の谷村志穂、主演の伊東美咲、佐藤浩市、仲村トオル、三田佳子らが出席した。
「失楽園」の大ヒット以来、7年ぶりの東映作品となる森田監督は「今、日本映画界に必要な映画は何だろう?と考えたときに、この『海猫』という小説に出会い、この物語だったら私が日本映画に必要だと思う日本の風土、季節を十分に生かした『人間の根源的なテーマ』を追求した映画を作れるのではないかと思いました」と製作までの経緯を語った。また、今回映画初主演の伊東美咲については「前作『模倣犯』を撮った時に、歩き方、佇まいが綺麗だったので抜擢した。『失楽園』とまではいかないものの、大胆なエッチシーンもあるので、『美しい伊東美咲』を思う存分堪能して頂きたい」とPR。これに対し伊東は「細やかに、繊細に、大胆に演じたい」と初主演の抱負を語った。
本作は6月中旬に北海道ロケを開始し、9月完成予定。11月に公開される。