第5回NHKアジア・フィルム・フェスティバル開催
2003年12月16日 12:00

カリーナ・ラム
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95年に映画生誕100年、放送開始70周年の記念事業として、アジアの文化交流を目的に発足、隔年で開催し今年で5回目を迎えたNHKアジア・フィルム・フェスティバル。5回目の開催に伴い、去る12月12日、当フェスティバルのプロデューサー上田信以下、NHKと共同で新作を製作したセディグ・バルマク(アフガニスタン)、ムラリ・ナイール(インド)、キャロル・ライ(香港)、セリック・アプリモフ(カザフスタン)そしてアッバス・キアロスタミ(イラン)の5人の監督が来日し合同記者会見を行った。
注目はやはり小津安二郎監督に捧げた「5 five」を製作したキアロスタミ監督だが、今回は5人中、唯一の女性監督、キャロル・ライによる中国・青島を舞台に描く美しい恋愛物語「戀之風景」が話題。同作は、昨年9月に行われたベネチア国際映画祭でも大絶賛されている。ライ監督と共に来日し、記者会見に臨んだ主演のカリーナ・ラムは、これからのアジア映画のスター候補で注目の女優である。第5回NHKアジア・フィルム・フェスティバルは、東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールにて12月21日まで開催中。
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