全米マット界のスーパースター“ザ・ロック”、初主演作を手に初来日！

日本でも人気急上昇中の米プロレス団体「WWF」のスーパースター、“ザ・ロック”。先の大統領選では応援演説に駆り出されるほど、全米では熱狂的な人気を集める彼が、WWF日本興行のために初来日を果たした。これに併せ、2月28日、東京・帝国ホテルにて、ハリウッド初主演作「スコーピオン・キング」（監督：チャック・ラッセル）の会見が行われた。

同作は、「ハムナプトラ2　黄金のピラミッド」に登場する悪の戦士“スコーピオン・キング”を主人公に、彼が初代エジプトの王となるまでを描いた、いわば“ハムナプトラ番外編”。前作の撮影中に、スコーピオン・キングを演じたロックをスタジオ側が非常に気に入り、製作が決定したいきさつのある作品だ。「前作のロケ地（モロッコ）では、とにかく暑さで具合が悪くてね。監督や共演者が誰かなんてことより、とにかく早く家に帰りたかったんだよ（笑）」と語ったロックは、終始ショーマンぶりを発揮。報道陣を驚かせた「ザ・スコーピオン・キング」とカタカナで書かれたTシャツも、「自分の映画の最高のプロモーションだと思ったのさ」と笑顔で語った。なんでも、親友の元プロレスラー、船木勝一のアイデアなのだとか。

「この“ロック様”がアクションをやる以上、並大抵のアクション映画じゃないのは確か。誇りを持っているから期待して欲しい」と自信たっぷりに語る同作は、今夏公開予定。スクリーンに繰り広げられる“ロック様”の妙技をたっぷり味わえるはずだ。