ベトナムの映像詩人、トラン・アン・ユン会見 : 映画ニュース

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ベトナムの映像詩人、トラン・アン・ユン会見

2001年4月3日 12:00

左手がポイント「夏至」

左手がポイント
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青いパパイヤの香り」でカンヌ国際映画祭カメラドール、「シクロ」でベネチア国際映画祭グランプリを獲得したトラン・アン・ユン監督が、長編3作目となる「夏至」のプロモーションのために来日。3月28日、東京都写真美術館ホールにて記者会見を行った。

「夏至」は、ハノイで生きる仲の良い3姉妹のそれぞれの生き方や恋を描いていくストーリー。記者からの「セリフのないシーンが多いが、その意図は?」という質問に、監督は「僕にとって前2作品はサインレント・ムービー。『夏至』は初めてセリフに意味のある映画になった」とコメント。言葉でのコミュニケーションを重要視するようになった心境の変化には、公私共にパートナーであり、本作でも主演を務めるトラン・ヌー・イエン・ケーとの間にできた長女の誕生が大きな影響を与えたという。本作のテーマについて「ベトナム人が大切にする調和を表現したかった」と述べた監督は、話に聞き入る取材陣を見て、「寺の中で説教するお坊さんの気分。『本当の調和』について聞きたい人は一律1000円が必要です(笑)」とおどける一幕も。また、ハノイを舞台に選んだ理由については、「シンプルで無駄なものがない場所。そして女性がとても魅力的で官能的だったから」と述べた。Bunkamuraル・シネマにて、初夏公開予定。

なお次回作は、1975年ベトナム戦争後のアメリカが舞台になるという。

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