
にっぽん昆虫記
- 公開日 -

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- 監督・脚本:
- 今村昌平
- 脚本:
- 長谷部慶次
- 撮影:
- 姫田真佐久
- 音楽:
- 黛敏郎
- 製作国:
- 1963年日本映画
- 上映時間:
- 2時間3分
- 配給:
- 日活

- 東北生まれの女性の生命力に満ちた半生記を、エネルギッシュに描いた今村昌平の代表作。とめは大正7年、東北の農家で父・忠次と母・えんの娘として生まれた。23歳になったとめは、製紙工場で働くようになり、地主の本田家に無理矢理“足入れ婚”をさせられる。とめはそこで信子を生み、家を出た。上京したとめは、米軍基地ハウスのメイドや売春宿の女中となり、次第に客を取るように。やがて、コールガール組織のマダムとなって、田舎から娘の信子を呼び寄せる。売春罪で捕らわれたとめが出所すると、信子は母親のパトロンだった男の情婦になっていた……。戦中戦後を生き抜く女たちの生態を、昆虫観察の残酷さで見つめ抜く無類のリアリズム。とめの心情として時折、挿入される素っ頓狂な和歌が実に効果的で、日本的土着に根ざした庶民観を讃嘆と嫌悪こもごもにつかみ出す、懐の深い力作となった。

- 左幸子、北村和夫、吉村実子、北林谷栄、河津清三郎、露口茂

情報提供元:ぴあ株式会社
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