ハッパGoGo 大統領極秘指令

劇場公開日:

ハッパGoGo 大統領極秘指令

解説

大麻の合法化という世界初の政策から生じた問題を解決するため、ある極秘ミッションを託された母と息子の奮闘を痛快に描いたウルグアイ映画。南米ウルグアイで大麻合法化案が議会で承認された。世界初となるこの試みに、当時の大統領ホセ・ムヒカは「密輸業者を打倒するための大いなる実験だ」と、1グラム1ドルで薬局での大麻販売を発表する。薬局店を営むアルフレドは、この商機を生かして大麻入りブラウニーを販売し、時の人となるが、大麻の入手先が密輸業者からであることが発覚し、逮捕、収監されてしまう。大麻を合法化したものの、ウルグアイ国内に大麻がないことに気づき、国民の不満が爆発していることに危機感を覚えた大統領は、アルフレドに釈放と引き替えにあるミッションを命じる。それはアメリカにわたり、大麻の供給ルートを探すという前代未聞の計画だった。アルフレドは母親とともに、目標である大麻50トンの入手をめざしてアメリカ国内を行脚するが……。質素な暮らしぶりから「世界でもっとも貧しい大統領」として話題となったホセ・ムヒカが本人役で友情出演。

2017年製作/75分/ウルグアイ・アメリカ合作
原題:Get the Weed
配給:Action Inc.、Smoke
劇場公開日:2019年7月13日

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映画レビュー

3.0フィクションにしてドキュメンタリーな二毛作映画

2020年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

まずは邦題に★一つ。
最近は頭を抱えたくなるほどダサい邦題が多い中、これはバカバカしくもシャレが利いてる方だと思う。

内容は、一見はドキュメンタリー映画と思わせておいて、随所に本物のニュース映像を挿入していくモキュメンタリー形式。
もっと言うと、形式こそフィクションなれど、その実はアメリカの大麻普及事情に迫ったドキュメンタリー、といった見方が強いかも。
あらすじ自体は、予想だにしないハプニングが!といった山場がないものの、いかにも陽気かつユルいラテンな気質が作品全体に漂っており、観ている方もなんだかドラッグを吸ったようなトリップ感覚に陥る。
何より、ウルグアイが世界で初めて大麻を合法化したという事実がハプニング以外の何物でもない。

とにかく、企画趣旨にノリノリで協力したというホセ・ムヒカ元大統領こそ本作のMVP。ランニングタイムも75分という短さなので、サクッと観られる一本。

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regency

2.5めちゃ面白い題材で期待したのだが

2019年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

大麻と煙草の違いもよく分からない私ですが…

世界で初めて大麻を合法化したウルグアイ。薬局で1グラム1ドルで販売することを決めたが、肝心の大麻がなかった。大統領ホセ・ムヒカ(ご本人が登場!)は薬局を営む母と息子に極秘のミッション(アメリカでの大麻の大量入手)を命じた、

日本でも有名人による大麻の不法所持が絶えない昨今、めちゃ興味深い題材で期待したのだが、何か足りんかった。こういったブラックユーモアは大好物なのだが。

オバマまで登場させてのドキュメンタリー感と、母親と息子のいかにもという感じのフィクション感の対比。狙いは面白いと思う。惜しい。

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エロくそチキン

3.5ドキュメンタリーかと思った

2019年8月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最後まで見て、フィクションなんだってわかりました。
ウルグアイ映画は、見たことがなかったので、すごくうれしい体験でした。
元大統領が映画に出ちゃうのもすごいですね。

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DAI

3.0ドキュメンタリー「風」映画!

2019年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

大統領命令でアメリカから大麻を入手せよ!

ドラッグの原産国である南米への逆輸入大作戦!
実在のウルグアイ大統領が本人役で出演したり、実際のイベントの様子などをちょいちょい流してくるのでドキュメンタリー要素があるように見える本作。

アメリカの大麻事情もうかがい知れるし、
ドキュメンタリー調の演出や凝った構成はなかなか見ものでした。

ウルグアイはフォルラン・・・じゃなくてルイス・スアレス選手が国を代表する人物になるようです

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くくぼぼ