恐竜の詩

劇場公開日:

解説

兵庫県丹波市の小さな山里を舞台に、恐竜の化石発掘によって巻き起こった町おこしに奮闘する人々の姿を描いた。「たこ焼きの詩」「切り子の詩」を手がけてきた近兼拓史監督が、関西の小さな町を舞台に描く「下町の詩」シリーズの第3弾。関西の小さな市で新種の巨大恐竜(丹波竜)の化石が発見され、静かな山里は町おこしのチャンスの色めき立つ。しかし過疎が進む市に町おこしの予算はなく、市長は旧知の商社役員に助っ人を依頼。やってきた澤田という男は、予算捻出のため、全市民をあげて「ジェネリック家電を活用する」という節約運動を提案。前代未聞の町をあげての「つもり貯金」で、町おこし予算の捻出が現実のものになっていく。一方、澤田の息子・鈴音(べるぬ)が、恐竜の化石発掘現場近くで巨大な卵を発見。そこから小さな恐竜の赤ちゃんが産まれ……。

2018年製作/138分/日本
配給:アールツーエンターテインメント
劇場公開日:2018年6月1日

スタッフ・キャスト

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(C)2018 映画「恐竜の詩」製作委員会

映画レビュー

1.5前作より話は動くが……

2023年8月16日
Androidアプリから投稿

本作のミッションは、おそらく以下の三点だが、果たして達成できていると言えるだろうか?
①丹波の魅力を描くこと
②協賛の山善を包括するジェネリック家電をPRすること
③同じく山善のBCP.ERSをPRすること

制作資金は主に③のミッションから発生するものであろうと思われるが、達成できているとは言い難い。
折角舞台が兵庫県なのだから、阪神淡路大震災で廃業を余儀なくされた企業、当時は概念化一般化していなかったBCPを運よく導入できていたことで早期復旧できた企業などをモデルにBCPの重要性とそのコンサルティング、パッケージであるBCP.ERSの魅力をPRするなどが可能であったはず。防災袋一つで災害も発生させず、スポンサーへの義理を果たしたと考えるのは如何なものか。

次に②のジェネリック家電。
折角一家がインドから引っ越して来るという設定で家財道具一式揃えなきゃいけないというシチュエーション。一式見積もったけど予算がどうにも足りないぞ、さぁどうしよう?みたいな話もできるだろうに、安い家電で2億円捻出みたいな理屈も通らない無茶な設定をねじ込む。
そもそも安い以外にアピールポイント無いんかい?
ついでに、事務所兼社宅のリフォームやるにあたって、山善の住建事業をアピールしないのは勿体なくないかい?

最後に①の丹波アピール。2006年に発見された丹波竜を使った町おこしが作中時間というか撮影時期の2017年というのは如何なものか。そもそも、町おこしの設定は必要だったか?何らかの事情で引っ越してきたら魅力いっぱいの良いところでした、じゃダメだったのか?恐竜の卵がタイムスリップしてきて、というあらすじに記載されているエピソードはオマケ程度で結局ストーリーに絡むこともなく。

あまりに露骨なので、やりたいことがわからないということはない。しかし、全体的にとっ散らかっていて、自主制作映画のほうが方向性が定まってるだけマシ。3つのミッションを抱えていた事には同情しますが。

前作から通して、引き算を覚えたほうが良いと思いました。

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なまにぃ

2.0澤田一家・丹波移住物語

2023年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0シリーズ三作目

2019年10月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画館での上映日を逃してしまって、諦めかけていたけど、DMM.comでレンタルやってくれていたので見られました。
丹波は僕の家から車で二時間弱のところです。手付かずの自然があるところで、行ったら必ず癒されます。しかし、ここまで徹底的によさをあぶり出すとは!
住民の方はあまりに当たり前過ぎることなんでしょうけど、街暮らしの僕らにはキラリと感じられるシーンを切り取って集めた感じ。
庶民の普通の暮らしってこんなに素晴らしいんだという応援歌なのかな~👍

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yadokari-family

3.5東京MXの短縮版で見ました。 ほのぼのとした人間ドラマ。 田舎暮ら...

2019年1月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

幸せ

東京MXの短縮版で見ました。
ほのぼのとした人間ドラマ。

田舎暮らしって良いな。
同じ監督の他の作品も見て見たいな。

そう思える内容でした。
僕は好きです。

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たー

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