氷上の王、ジョン・カリー

劇場公開日:

氷上の王、ジョン・カリー

解説

イギリスの男子フィギュアスケート選手でオリンピック金メダリスト、ジョン・カリーのドキュメンタリー。バレエのメソッドを取り入れた演技により、1976年インスブルック冬季五輪のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得したジョン・カリーだったが、マスコミによって本来表に出るはずのなかったセクシャリティが公表されてしまう。まだ同性愛が差別されていた当時、ゲイであることが明らかになったメダリストの存在は世界を驚かせ、論争を巻き起こすが、それでもカリーの華麗な滑りは人々を魅了し、後進にも大きな影響を与えていく。アイススケートを芸術の域まで高めたと言われるカリーのアスリートとしての姿はもちろん、栄光の裏にあった孤独や、病魔との闘いなど知られざる光と影を、アーカイブ映像や関係者へのインタビューなどを通して明らかにしていく。日本公開版は、2014年ソチ冬季五輪にも出場した元フィギュアスケーターの町田樹が字幕監修および学術協力。

2018年製作/89分/G/イギリス
原題:The Ice King
配給:アップリンク
劇場公開日:2019年5月31日

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(C)New Black Films Skating Limited 2018

映画レビュー

3.0エイズ

2020年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1976年の冬季オリンピックで金メダルを取ったフィギュア男子のジョン・カリーのドキュメンタリー。
バレエとスケートを融合させたアイスショーで人気を博したが、ゲイに対する偏見に悩まされ、1994年、エイズで44歳という若さで亡くなる。
当時のエイズの凄まじさが思い出された。

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いやよセブン

3.5☆☆☆★★★ 先駆者は社会との関わりに翻弄され、苦悩との戦いに陥る...

2019年9月9日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

先駆者は社会との関わりに翻弄され、苦悩との戦いに陥る。

スケートを芸術に高め、ICE KINGと称された彼の生き様が、貴重な映像と彼自身の手紙から明らかにされる。
現在のスケート界の潮流を作り上げた功績は讃えられて然るべきモノ。その身体の線の美しさは必見。
同時に、当時のムーブメントから。如何に同性愛に対する偏見が強かったのか…も、当時を知らない人でも理解出来る。

2019年6月1日 東劇

⁂ オリンピックに於ける採点の不正等、過去には幾らでも有った時代。
審判団の東西比率等は、今でこそ【無いもの】とはされていても。人間には《好き嫌い》とゆう厄介なモノや、政治力は未だに介入してきますからね〜。
ただ…規定演技で金メダルが決まる時代はもうこりごりだと、殆どの人は思うのではないでしょうか。

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松井の天井直撃ホームラン

4.0天才の苦悩と孤独

2019年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

ボヘミアン・ラプソディーにも似た、
天才の苦悩と孤独が上手く映し出されています。
そして、ジョン・カリーさんの演技は美しかったです。
生演奏、芸術に拘ったジョン・カリーさんはまさにアーティストです。また観たいです。

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_munakata

4.0ジョンさんおつかれ。

2019年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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だいず
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