いつだってやめられる 闘う名誉教授たち

劇場公開日:

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち

解説

落ちこぼれのインテリ教授たちが合法ドラッグ生成で人生の大逆転を狙ったことから巻き起こる騒動を描いたイタリア発の風刺コメディ「いつだってやめられる」のシリーズ最終章となる第3作。ドラッグ生成の罪で刑務所に服役中の神経生物学者ピエトロ・ズィンニは、合法ドラッグの製造者を探る中で、ある男が神経ガスによる大規模なテロを引き起こそうとしていることに気づく。ピエトロはテロを阻止するべく、各地に収容されているかつてのドラッグ製造仲間たちを集めて脱獄を企てるが……。本シリーズのヒットにより注目を集めるシドニー・シビリア監督が引き続きメガホンをとり、キャストにも「おとなの事情」のエドアルド・レオ、「夜よ、こんにちは」のルイジ・ロ・カーショら前作のメンバーが集結。「イタリア映画祭2018」では、「いつだってやめられる 名誉学位」の邦題で上映された。

2017年製作/102分/G/イタリア
原題:Smetto quando voglio: Ad honorem
配給:シンカ
劇場公開日:2018年11月16日

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(C)2017 groenlandia s.r.l. / fandango s.p.a.

映画レビュー

4.0全キャラクターの持てる知識をフル稼働

2024年1月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いつだってやめられるシリーズの三作目。一作目のエンディング前までに起こった出来事を描く。

一作目はイタリアのインテリたちが巻き起こすズレた笑いが本当に素晴らしくい傑作コメディだった。
二作目はヒーロー映画のようなアクションに様変わりしたが、肝心の笑いがほとんどなく、単なるおバカ映画のようになってしまったのが残念だった。
そして三作目は、最初の笑いを取り戻しつつ、数あるピンチを持ち前の知識で乗り越えていく「オーシャンズ11」のようなサスペンスを展開。今にも失敗しそうなハラハラがたまらない作品になった。

イタリアの就職難と大学研究員の海外流出という社会問題ともいえる内容をベースにコメディに仕上げたこのシリーズは、笑い事じゃないのでは?を笑いに変えちゃう、なんだかイタリアって陽気だよねという、真面目なんだかおバカなんだかわからないものだと思っていたけど、最後まで観てみると、これが中々凝ったストーリー展開と研究員たちへのメッセージも内包された知的な作品で、まさに映画の中に登場するキャラクターたちのような、知性と情熱と陽気さを兼ね備えた愛すべき面白さがあった。

注意点として、本作は一作目と二作目の裏側を見せる関連付いたシーンが多いので、なるべく一作目から続けて見た方がいいと思う。とりあえず、ストーリーが繋がっているシリーズものなので、本作だけ観るのは絶対によくない。

他にも色々と書きたいことがあるけど、ネタバレなしで書けることといえば、毎回バルトロメオばかり可哀想な目に合うなってことくらいか。
彼の献身についてみんなで話し合いが必要だ。まず状況を整理しよう。だろ?

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つとみ

3.5いつの間にか、大変な事に!

2022年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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勝手な評論家

1.5イタリアも病んでいる

2021年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0伏線を見事に回収した完結編

2020年1月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

合法薬物を作った研究者たちを描いた第3弾。
完結編だけあって、いろんな疑問や伏線を見事に回収してくれた脚本はとてもよかった。なるほど!あれはアイツだったのか!とか、このシーンにつながるのか!なんてことを楽しみながら鑑賞した。若干強引な作戦や無理のある展開もあるのだが、気にならないレベル。
敵も同じような悩みを抱えていたことがわかるとすべての物語が切なく思えてくる。これだから映画って素晴らしい。

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kenshuchu
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