天使じゃないッ！

　ついついアマプラで『すんドめ』を見たばっかりに、おすすめ作品の中に岡田和人原作映画が多数ラインナップされることになってしまった。まぁ、高校生向けの作品なんだろうけど、高校時代の自分を思い出しながら見てしまう・・・悲しいサガ。

　これもまたセクシーアイドルPVといったシーンが多数あり。いじめられっぷりは酷すぎるし、愛美ちゃん一筋の割には保健の先生にメロメロになったりする一人（かずひと）。原作者の名前をそのまま使ったような自虐性もあるのだと思うし、そこから純粋な想いが感じられたりする。

　OVクラスの出来栄えだと感じたけど、終盤の愛美（吉崎）の一人二役はまずまずの演技。悪魔とはいえ、見習い中であることが可愛いセーレ。妄想ばかりの寂しい男子高生の内面も伝わってくるし、予算さえつけばもっと良くなる作品だと思った。愛美ちゃんの心も今後どう動くのか、気になるところ。

天使でも悪魔でも無い。
ただの役立たず？

つまらなすぎる。チープ。

同級生に惚れる男子高校生が三人組の同級生ギャルにいじめられて悪魔を呼び出し仕返しと恋愛の助けを求める話。

シリアスな話じゃないし、お遊戯会レベルの演技も演出もストーリーも想定内ではあるし、グズグズながらも一応山場となるシーンはあってそれなりにはみられた。

しかしながら頻繁に差し込まれるイメージビデオの様な妄想シーンの数々がいちいち長ったらしくテンポを悪くしており苦痛で、キャスト目当てでの鑑賞じゃないとキツいレベル。