スモールフット

劇場公開日:

スモールフット

解説

体は巨大だが臆病で心優しいイエティと人間たちの絆を描いたファンタジーアニメ。人里離れた雪深い村で暮らすイエティのミーゴ。ある日、小さな足を持つ人間(=スモールフット)に出会ったミーゴは、伝説のスモールフットとの奇跡的な出会いを吹聴するが、誰も耳を傾けてくれない。スモールフットの存在を信じてもらえず、仲間から疎外されたミーゴは、村を飛び出してスモールフット探しの旅へ出る。そして、ついに人間たちの暮らす町に出たミーゴだったが、人間たちから見ればミーゴこそが伝説の生き物だった。主人公ミーゴ役を「キングスマン ゴールデン・サークル」のチャニング・テイタム、ミーゴが出会う人間のパーシー役を「ピーターラビット」のジェームズ・コーデン、ヒロインのミーチー役を「グレイテスト・ショーマン」のゼンデイヤがそれぞれ担当し、キャラクターたちの心情を歌い上げる。監督は「森のリトル・ギャング」のカーク・パトリック。「LEGO(R)ムービー」のフィル・ロード&クリス・ミラー、「コウノトリ大作戦!」のニコラス・ストーラーらがプロデューサーとして名を連ね、音楽は「ミニオンズ」「怪盗グルー」シリーズを手がけたヘイター・ペレイラが担当。

2018年製作/96分/G/アメリカ
原題:Smallfoot
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2018年10月12日

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映画レビュー

3.5異なる文化や人種の相互理解についての作品

2018年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

「スモールフット」とは人間のこと。人間から見れば足のでかいモンスターは「ビッグフット」だが、視点を変えれば人間も足の小さい変わった生物なわけだ。この映画は、自分が所属している人種や文化圏の視点から抜け出し、相対化することの重要性を説いている。

イエティのミーゴは好奇心旺盛で、高い山にひっそりとある村を抜け出して冒険にでる。そして彼らにとっての伝説の存在スモールフット(人間)に出会うが、人間からすればミーゴこそ伝説の怪物なので追いかけ回される羽目に。異なる文化の相互理解がいかに難しいかをわかりやすく老若男女に楽しめるストーリーに落とし込んで見せている。

ミーゴの種族がなぜ人に見つからないような高地に暮らしているかの謎など、人間にとっては耳の痛い話も出てくるが、恐怖心を乗り越え相互理解が進めば、幸せな共存が可能だと訴える。そのためにミーゴのような好奇心はとても大切なのだということをしっかり伝える良作だ。

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杉本穂高

3.5面白かった! 違う種族(人種)でもお互いを理解しようとすることが大...

2021年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白かった!
違う種族(人種)でもお互いを理解しようとすることが大事だということをおしえているのがよくわかる。

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👘

3.0人間(スモールフット)との遭遇

2020年9月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

雪に包まれた高山の村。
そこで暮らすミーゴはある日、伝説の“スモールフット”と遭遇する…!

人間とイエティ…いや、イエティと人間と言った方がいい。
ビッグフット(大きな足)=イエティがスモールフット(小さな足)=人間と遭遇する、という逆の視点がユニーク。

好奇心旺盛なミーゴはスモールフットに出会って大はしゃぎ。
無論、お互い言葉は通じず。よって、ミーゴの歓喜の声は恐ろしい唸り声にしか聞こえず。
村に連れてって皆に見せる為捕まえようとするのは襲い掛かっているようにしか見えず。寒さで固まっちゃったスモールフットを温めてあげようとするあの“溶かし方”は人間からすれば絶体絶命(笑)

イエティからの人間との遭遇だけじゃなく、人間側からのイエティとの遭遇も。
でっち上げてまでUMAを探すパーシー。遂に念願のUMAと遭遇するも、絶叫と悲鳴。(尚、ミーゴから聞けば可愛い声)

ある事をきっかけに徐々に交流が深まる異種族同士。この手の作品の鉄板。
スモールフットと会った事を信じて貰えず一度は村を追い出されたミーゴだが、パーシー共々大歓迎。
が、村の長老は…。
村には“ストーン”という絶対的な掟がある。その掟には…
イエティたちもかつては山の下で暮らしていた。が、イエティを恐れる人間たちに迫害され…。
人間たちはイエティが怖い。
イエティたちも人間が怖い。
案外そうなのだ。
現存する自然界の肉食動物や巨大動物たち。
実は彼らは、人間たちを怖いと思っているのかも…。

しかしそんなのは、カビの生えた古臭い思い込み。
いつまでもいつまでもそんな掟に縛られたままでは…。
掟は大事だが、それよりも大事な事。
相手を知り合う。
例えそれが全く異なる種族でも。
対立したり、恐れ合ってたのは今や昔。
知り合えば、きっと…。

話は予定調和。
ミュージカル仕立てだが、残念ながら楽曲はディズニー作品に遠く及ばず。
だけど普遍的なメッセージも込められた、誰もが安心して楽しめるファミリー・アニメーションの好編。

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近大

4.5雪男 イエティ。

2020年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

心から笑えます。おもしろいです。💙
イエティの素朴な疑問?を突き止めて人間と接触。言葉は分からないけど人間と仲良くなりたいと人間の住む下界へ。人間は恐ろしい者ではなかった。
何だろう。イエティの素直さ。勇気に。そのことで今までの認識を変えることが出来る。
教訓ではないけど自然に伝わりました。

本当に笑っちゃいました。😊

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しろくろぱんだ
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