アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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主人公の二人だけを追い続ける潔さ
脇目も振らない、とはこのことではないか。監督としてのブラッドリー・クーパーは、あくまでもジャクソンとアリーという2人の主人公だけを見据えている。例えばアリーと友人、ジャクソンと兄、アリーと父親、アリーとジャクソンの兄といった関係性が描かれるシーンもあるが、サブキャラクターとサブキャラクターがメインとなるシーンはほぼ存在しない。一心不乱にジャクソンとアリーを、もしくはジャクソンを、アリーを描こうとしていて、それは映像や演出にもハッキリと現れている。だからこそ、スターダムにのし上がる成功物語やセレブの没落といったゴシップ的な要素も、とても身近なものに感じられるのだと思う。歌も演技も素晴らしい映画だが、なんとストイックな達人技かと、クーパーの監督デビューに盛大な拍手を送りたくなった。
これぞ演技と音楽と映像の相乗効果。スクリーンで体感すべき一作
劇場が震えていた。サラウンドや劇場の館内構造もあるだろうが、どこまでも伸びゆく歌声と胸の打つメロディが肌をビリビリと振動させるのと同時に、男女の激しくも悲しいラブロマンスによって身体の内側さえも激しく震えるのを覚えた。夢と才能に溢れ、どこまでも高く羽ばたこうとするヒロイン。すでに頂点を知り、あとはもう落ちていくだけの男。二者の対比はあまりに切ない。が、そのドラマを単なる悲劇にとどめず、重層的に昇華させていくのもやはりこの二者の手による圧倒的なパフォーマンスのなせる技なのだろう。バックステージから大観衆の前にいざなう臨場感も映画館のスクリーンならでは。『ボヘンミアン・ラプソディ』同様、演技と音楽と映像の相乗効果について考えさせられる傑作となった。作り手もその点を何よりも真剣に捉え、微塵のごまかしもない芸術を観客に届けようとしている。その思いが伝わるからこそ魂が、そして劇場が震えるのだろう。
次はテイラー・スウィフトか、ケイティ・ペリーか
過去2度のリメイクでヒロインを務めたジュディ・ガーランドとバーブラ・ストライサンドは、当時までにミュージカル映画で実績を認められ、とうに大女優だった。対してレディー・ガガは、歌手としては誰もが知るスーパースターとはいえ、映画はこれが初出演。思い切った主演抜擢だが、歌声とパフォーマンスはさすが本物の風格に満ち、演技の筋もいい。近年ではクリスティーナ・アギレラの「バーレスク」主演があったが、実力ある人気歌手がミュージカル・音楽映画に進出するのは大歓迎。テイラー・スウィフトやケイティ・ペリーの主演作も観たい。
名声ある男性スターに見出された才能ある無名女性が成功の階段を昇っていくが、対照的に男性は転落していくという、美しくも悲しい恋愛物語の鉄板ぶりもいまだ健在。ブラッドリー・クーパー、初監督ながら演出も歌も大したものだが、ギターソロ時の演技で音に合わないところが散見された。欲張りすぎでは。
オーセンティシティにこだわりぬいて完成させたリメイク
全盛期を過ぎたカントリー・ロックスターのジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー)と、ジャクソンに才能を見出されて成功を手にするアリー(レディ・ガガ)のラブストーリー。
ジャクソンを演じたブラッドリー・クーパーの初監督作品でもある。
ブラッドリーは、この映画を作るためにミュージシャンになっている。
LGBTQ+コミュニティに支えられた下積み時代のレディ・ガガとアリーがリンクしている。
迷走後にアリーが終日に弾き語りで披露する『I’LL NEVER LOVE AGAIN』は感動的。
劇中でジャクソンとアリーが初めて一緒に歌った『SHALLOW』も印象的。
素顔の愛らしいガガさん&ブラッドリーの男の色気
ガガさんの圧倒的な歌唱力ありきの映画です。
パワフルで人を惹きつけて止まない歌唱力と存在感。
そしてカントリー歌手役のブラッドリー・クーパーの歌声が
ソフトでセクシー。
ギターも歌も練習と特訓の成果だそうで、実力はプロはだしです。
「スター誕生」はハリウッドでこれが4度目の映画化だそうです。
1954年のジュディ・ガーランド&ジェイムズ・メイスン。
1976年のバーブラ・ストライサンド&クリス・クリストファーソン。
この2作は過去に鑑賞しています。
バーブラもガーランドも歌は素晴らしかったです。
今回はストーリーやセリフや心理描写は平板で重きを置いていません。
ともかくレディ・ガガの歌声。
そしてカントリー歌手ジャクソン(ブラッドリー)のこちらも歌声。
楽曲はどれも親しみやすく覚えやすくて心に沁みました。
ジャクソンは、はじめは圧倒的に人気スター。
それが恋人のアリー(ガガ)の才能を伸ばそうと応援したら、
アリーは予想外に早くスターダムを駆け上がってしまう。
一抹の寂しさと置いて行かれたような寂しさ。
ジャクソンは耳の不調もあり、それ以上にアルコール依存と薬物依存で
廃人同然になって行くのです。
ガガさんは映画はこれが本格的出演ですね。
表情も硬いし演技もまだまだですが、頑張り屋振りを発揮して
ブラッドリーに食い付いています。
やはりブラッドリー・クーパーの《落ちぶれスターの哀感》
もう涙なしでは見られません。
(そしてそのあまりに悲しい末路)
ガガさんはその後、「ハウス・オブ・グッチ」の夫殺害する役。
今年公開の「ジョーカー2」では、ハーレイ・クイン役。
もう本格的な女優ですね。
ブラッドリー・クーパーも監督第二作は、伝説の指揮者バーンスタインの
伝記的映画「マエストロその音楽と愛」
天才指揮者を華麗に演じていますね。
彼も俳優と共に音楽の才能に恵まれているようです。
と言うわけで、音楽愛に満ち溢れた映画です。
アカデミー賞の授賞式でガガさんがピアノを弾き、寄りかかるクーパーと
デュエット「シャロウ」
本当に絵になり美しい歌声とお姿に惚れ惚れしました。
スター誕生というより、もう充分スタークラスな存在感あるアリー
『スター誕生』
過去の名作のリバイバルでありながら、とにかく誕生するスターが評価を決めてしまう作品。
54‘ジュディ・ガーランド、76’バーブラ・ストライサンド、共にこまかい設定は変えながらも、スターが誕生する瞬間の爆発力が凄い、圧倒的な歌唱力。
今作品も、歌手の夢を抱きながら、場末のイモなウエイトレスからステージに上がり一躍スターへと駆け上がる瞬間は醍醐味。
ガガ様の歌は申し分無く圧倒的、というかいくらメーク薄めにしてもイモっぽさが出ない笑奇抜な衣装に身を包まなくても、なんかそれが新鮮なくらいのスター感。一歩駆け上がったはずがもう12歩くらい上がってしまっていて、というのが映画としての感想。
ブラッドリークーパーの哀愁溢れるジャックが切ない。
PVでは見られないガガ様の別の表情と、とにかく圧倒的な歌唱を堪能できる作品。
そんな二人レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが歌う「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうた」が沁みる。
と共にスター誕生に隠れた悲劇は、この二人が出逢った瞬間から始まった気がしてならない。
歌の力を存分に味わう
告白すると「アリー スター誕生」のポスターを見たとき、「ガガは女優じゃないんだからビミョーな作品になるよな」と思った。
観賞後の今も、女優としてどうか?と言われれば、素晴らしいとは言えないと思う。
が、この映画はガガでなくてはいけない。それくらい歌うアリーの姿に「本物の輝き」がなくてはならない。
ビミョー、とか思っててスミマセンでした!
ストーリー自体は目新しさのあるものではないけど、そこはそれ。なんたって1937年の映画の4度目のリメイクだもの。
「水戸黄門」観て「勧善懲悪、古くさい!御都合展開!」とか言っちゃうのと同じだ。
良いじゃないか、お馴染みのパターンだって!私は好きだ。
音楽の力が大きいし、歌のシーンがとにかく多いし、アリーの歌が物語の中心的な役割を果たしているんだけど、結局のところはアリーとジャックのラブストーリー。
ラストのアリーの歌は圧巻の迫力であると同時に、ジャックのシーンを差し込むことで本来の意味を気づかせてくれる。
今さらですが、観て良かったと素直に思える一本でした。
歌声も熱くドラマも熱い
ミュージカルのライブ感と熱いヒューマンドラマを同時に感じられる映画。
歌声に微笑み、激動のドラマに胸をわし掴みにされます。
そしてラストシーンの驚愕。
それまで聴いていたものの“意味”が一瞬で切り替わるその演出には、全身に一気に鳥肌が立ち涙が溢れました。
なんといってもレディー・ガガの歌唱力に目を奪われがちですが、演技も素晴らしいと思いました。
最初のデュエットでは、彼女の喜びがこちらにも伝わりその場で一緒に喜んでいる感覚になります。
奇抜な衣装やメイクも良いですが、こういう自然なスタイルの方が私は好きですね。
レディー・ガガという映画スター誕生‼️
ジャネットゲイナーの1937年版、ジュディガーランドの1954年版ともに名作で、大好きな映画なのですが、この2作を上回る金字塔が現代に生まれるとは思いませんでした。物語の軸は普遍的な夫婦愛で各作品に共通していると思います。初監督で見事な演出手腕を発揮したブラッドリークーパーも素晴らしいですが、やはり一番はガガ様ですね。これまでイメージとして奇抜さばかりが先行し、もちろんメロディメーカーとしての才能は傑出していたのですが、どちらかと言えば世のお父さんお母さん達が眉を顰める存在だったガガ様。それがこの作品ではスッピンに近いメイクで、あるミュージシャンとの出会いによってスターとなり、落ちぶれていく夫を健気に支えるヒロインを名演、観る者の涙を誘ってくれます。そして映画主題歌の歴史に名を残す名曲「SHALLOW」‼️ガガ様は音楽ファンからも、映画ファンからも崇拝される存在となったのです‼️
A Star Is Born This Way. ガガ様の壮大なMV感は否めず…。
1937年公開の映画『スタア誕生』のリメイク作品。
大物カントリーロックミュージシャン・ジャクソンと売れない歌手・アリー。2人の出会いと恋愛、そしてその行末を描いたラヴストーリー。
大物ミュージシャン、ジャクソン・メインを演じるのは『ハング・オーバー!』シリーズや「MCU」シリーズのブラッドリー・クーパー。なおクーパーは本作の監督/脚本/製作も手掛けている。
第91回 アカデミー賞において、歌曲賞を受賞!
第76回 ゴールデングローブ賞において、主題歌賞を受賞!
原作である1937年版は未鑑賞。また、本作は1954年と1976年にもリメイクされており、今回で通算3度目となるらしいのだが、その他のリメイク作品も未鑑賞であります。
とまぁ4回も映画化されている超有名な作品らしいのですが、私は今回の鑑賞で初めてこの物語に触れました。
なのでお話の筋を全く知らず、予想以上の重たい話で驚き。
『ラ・ラ・ランド』みたいなロマンチックな映画かと思っていたら、がっつりアル中怖いよ映画でした。やっぱりアル中怖いね…😨
映画冒頭、たまたまアリーが出演しているバーへと立ち寄るジャック。お店を探すジャックが「あっ、ちょっとそこの角まがってちょーだい」と運転手に頼むが、その角の建物に描かれているマークが絞首用の縄にしか見えない…。この時からクライマックスの悲劇が暗示されていたわけですね…。
ジャクソンとアリー。この2人の関係は音楽のムーヴメントを比喩するものになっている。
かつては栄華を誇っていたが、だんだんと年老い衰え、新たな存在にとって変わらられようとしているジャックは、まるでカントリー/ロックンロールというジャンルそのもの。
それに対して、ジャックによって第一線に躍り出るも、次第に彼の人気をおい抜き、最終的には彼を亡き者にしてしまうアリーはポップスやコンテンポラリーR & Bの化身のようだ。
今流行りの音楽ジャンルは全て、古き音楽を下敷きにして成り立っている。大衆文化である以上、新しいものが古きものを潰しながら台頭してくるというのは避けようのないことなのだが、古き良きロックが好きな自分のような人間にとって、やはりこの映画で描かれているような栄枯盛衰は観ていて辛い。もう少しロックやカントリーなど、オールドファッションな音楽に優しい世の中になってくれるといいんだけどなぁ…。
歌曲の素晴らしさが話題になりがちな今作だけど、本当に称賛されるべきは役者の演技なのではないだろうか!
映画の主演は今回が初めてとなるレディー・ガガ。そんな風には全く感じさせない、堂々とした演技でありました。
ガガ様も良かったけど、なんといっても本作はブラッドリー・クーパーが凄い!監督/脚本/製作を手掛けている訳だから、いつも以上に気合が入っているのだろう。今回の彼の演技は鬼気迫ると言うか、とにかく凄まじいものがある。
立ち居振る舞いや歌唱のパフォーマンスなど、本当にジャック・メインというアーティストがいるとしか思えない。そう観客が思い込んでしまうほどに、真に迫った演技でした。
特に凄いと思ったのがアル中/ヤク中の演技。虚な目や赤い顔、魂の抜けたような佇まいは、まるで本物のアルコホーリクスやうつ病患者のよう。
若い頃、キャリアの不振が原因でうつ病にかかり、それがきっかけでアルコール中毒やコカイン中毒に陥ってしまったというクーパー。そんな彼だからこそ、ここまでリアリティのある演技が出来たのだろう。どんな経験も演技の肥やしにする。一流の役者はやはり違うのだ。
とまぁ、役者の演技については申し分ないと思うんだけど、正直個人的にはこの映画に全く乗れなかった。
元々こういう映画は好みのジャンルじゃないし、何より歌姫アリーにあんまり魅力を感じなかった。
そもそも、ジャックの公私混同っぷりに嫌悪感。ジョンとヨーコ、ポールとリンダみたいな、ステージの上でも一緒💕的なバカップルっぽさが好きになれンのです。
アンコールをアリーが歌うって…。自分がジャックのファンだったら、「誰だよアリーって!ジャックをもっと見せろっつーの😡」て思うだろう。
スターになってからの彼女は完全にレディー・ガガ。彼女のパフォーマンスを見れて、ガガ様のファンなら喜ぶだろうけどさ。正直、自分あんまりレディー・ガガに思い入れないんだよね😅
レディー・ガガの顔は凄い好きなんです。めちゃくちゃ美人だと思う。…おっぱいも大きいしボソッ…。
ガガ様のヴィジュアルは好きなんだけど、んじゃパフォーマンスが好きかというと…。別に嫌いではないんだけど、聴いてて心が燃えることはないかも。
自分はジャニス・ジョプリンとかパティ・スミス、ガガと同世代ならエイミー・ワインハウスなんかが好きなので、ちょっと彼女は好みから外れる。「Born This Way」はドライブのお供には最適だけどね。
そんな訳で、ガガ様純度100%であるアリーのパフォーマンスに心が動かされず、なんかイマイチ映画にも乗れなかった。正直、クソ長いMVを見させられた感じ。
クライマックスも、「おー、ガガが熱唱しとるわい」くらいの感想しか湧いてこず、特に感動は無し。
当初はビヨンセをアリー役にと考えていたようだが…。うんまぁどっちもどっちかな。
エイミー・ワインハウスが生きていれば、彼女に演じて欲しかったけど…。エイミーは完全にジャック側の人間だもんなー…😢
今回が初監督となるブラッドリー・クーパー。多分脚本家としてもこれがデビュー作。
初監督とは思えないほどに堂々とした作品を作り上げたクーパー。今や彼は第二のクリント・イーストウッドと呼ばれているとかいないとか…。確かに、イーストウッドの後継者としてはクーパーが最適解かもね。
彼の今後には非常に期待が高まるが、今作は個人的に好みではなかった^^;
でも悪い映画では全然ないよ。レディー・ガガのファンなら必見だし、ラヴストーリー好きにはお薦め出来るかも〜。
「アリー/ スター誕生」を見て来た。 腰抜かすほど良かった。レディ...
「アリー/ スター誕生」を見て来た。
腰抜かすほど良かった。レディーガガがあんなに歌が上手いなんて知らなかった。曲に対しての理解がとんでもないレベルでないと表現できない上手さだ。曲を介さず直接心に突き刺さる感覚だ。これ見よがしのテクニックなんか微塵も感じさせない。マライアキャリーがチープに見える。
竹原ピストルでさえ、テクニック臭く見える。
「テクニックは表現する為に、伝える為にあるんだよ!」とガガに言われてるようだった。
映像もスゴイ!ドキュメント風なのに、完璧な映画の絵な作りなのに、まったくテクニック臭さがない。一体どうやって作ったのか全く分からない。レフ板がどこにあるの?
まだまだハリウッドの底力を感じる。何もかもが素晴らしい!!
2時間を超えるが全く長さを感じさせない。
『12音の繰り返し』の歌を歌う羽目になってしまったガガが可愛そうだ。
カントリー歌手が徐々にレディー・ガガになって行く姿を描いた映画だ。
それをレディー・ガガがやってるんだから、何一つ違和感は無い。
しかし、
この男の才能に限界があるのは、最初から分かった。ガガと出会ったから、才能を削られた訳では無い。
ガガの堂々した濡れ場演技と比べれば、いくら演出と言えども、この男の無能ぶりが鼻を突く。彼自身が演出をしているから、その点を考慮しなければ駄目だ。
いじけて自滅して行く歌手を描きたかったのだろうが、もう一度言うが、彼の歌は最初から魅力が無い。寧ろ、この男に囚われてしまって、魂の無い『12音の繰り返し』の歌を歌う羽目になってしまったガガが可愛そうだ。
音楽を12音の繰り返し等と称する事自体がこの男の駄目な所。
もう一度申すが、すごい演技をしたレディー・ガガが可愛そう。
レディー・ガガ様へ、歌はオクターブの繰り返しじゃないですよ。魂で歌って下さい。『精神論』とか『きれいごと』と言われても、イタリア系アメリカンのアイデンティティを見せて下さい。最初のフランス語で歌う『ラ・ビ・アン・ローズ』が最高です。それだけで、この映画を評価します。カントリーはアメリカンに任せて、コンチネンタルな歌を歌って下さい。もっとも、カントリーだって、元を正せば、コンチネンタルですがね。今のカントリーはそこがかけている。だから、韓国の音楽に席巻されるのだと思った。そう、音楽は12音の繰り返しじゃない。数学的に考えても宇宙だ。
もっとも、そんな事はこの演出家も分かっているのだろうが。
ブラッドリークーパー初監督作品
ブラッドリークーパーが初めて監督&主演をした。
良い感じにおじさんになったなぁ
レディーガガが顔のせいでデビューできなかったというのは本当らしいが、とても美人としか思えない。
今作はリメイクだが前の作品を見ていないため結末を知らなかった。
ただの恋愛映画でハッピーエンドだと思っていたから急展開にびっくり。
Netflix Partyで友達とチャットしながら見ていたからちょこちょこ見ていないシーンあった。
最後は悲しいけどそれ以前はあんまり面白くない。ただただブラッドリーの顔とガガの歌が良かった。
カガ様映画女優デビュー
レディー・ガガは本作で初の主演女優としてのデビューでしたが、全く問題なかったですね。むしろ堂々とした演技で、初の主演ということは全く感じさせられない姿でした。
監督&主演男優は、ブラッドリー・クーパーです。本来、クリント・イーストウッドが映画化する予定であったところを、交代したということですが、びっくりはその音楽の才能。俳優さんでこのギターと歌の実力はすごいです。
さて、映画の中身ですが、スターに上り詰めていく女性アリーと逆にスターから堕落していく男性ジャクソンの二人を愛を描きます。二人の心情の変化がまさにこの映画の重要な部分です。
特にジャクソンの心理変化が痛々しく悲しい。アルコール依存症の彼が、自身が才能を見出したアリーの活躍への喜び反面、遠い存在となり音楽性が異なっていくアリーへの嫉妬が入り乱れる姿は、男性としてよくある心理でもあるのですよね。
そしてアリーの心理も激動でした。バーのダンサーからジャクソンに見つけられスターまで駆け上っていく姿は、まさに彼女自身もその変化についていけずに、悩みつつも周りに影響され、彼女自身が少しでもジャクソンの気持ちに気づいていれば、結末は変わったのでしょう。
映画としては、途中ちょっと主演二人の事ばかりを主体に描きすぎて、だらけた感も感じでした。もう少し二人だけでなく周りの人たちとのドラマも入れ込んでみても良かった気がします。
でも、ガガ様の素晴らしい歌声や音楽がガツンと入ってくるので、うまく音楽をおり交ぜた作品でした。
結末にアレルギー反応が出るほど自分に合わなかった
ネタバレありじゃないとこの気持ちは伝えられない…
主人公の愛する夫の自殺エンドが無理。
しかも、登場人物の一言が原因で死ぬって最悪パターン。
私はミュージカル・恋愛ドラマを観ていたはずなのに…
アリーとジャクソンの運命的な出会い、スターになった後の紆余曲折などのミュージカル・恋愛ドラマを観ていたら、
いきなり「崖っぷちまで追い詰められた人にとってたった一言が最後の一押しになるんだよ」と教訓めいた説教されたみたい。
自分の存在が最愛の人のキャリアの邪魔になっているから死ぬってさ、
「自分が生きていると迷惑をかけるから死のう」なんて、フィクションなのに実際に苦しんでいる人の
ノンフィクションをぶちこんでこなくいいのにな…
とりあえず、ガガの歌・パフォーマンスは最高に良かったです!!
あの一言が無ければ...
アリーがジャクソンと出会って、そこからシンデレラストーリーが始まる。
アリーはジャクソンを愛してたんだなと思った。
お酒や薬に溺れて、仕事が減っても見捨てなかった。
最後までジャクソンを思っていたと感じた。
ジャクソンも立ち直れたのに、あの一言が無ければうまくいっていたかもしれないと思いました。
作中の歌も凄く良かった!
何度もリメイクされる映画なのか
というのを解説で知りました。スター誕生と言えばバーブラストライサンドのしか知らなかったし、内容を忘れていたので、これが色んな人でリメイクされ続けている映画と読んでなるほどと思った。鼻の話はバーブラの時もあったなとそんなことは覚えていた。アル中や薬物中毒はアメリカのアーティストが堕落していく定番だが本当に悲劇だ。レディ・ガガは素顔をあまり良く覚えてなくてコレ見てしっかり覚えたゾ。歌はどれも素晴らしかった
レディー・ガガの圧倒的歌唱力
レディー・ガガが出演という事で話題になった作品。当時、映画館で見ようと思ったけど、逃していました。
“無名のウェイトレスが、有名歌手に見いだされてデビューし、スターになる”。その無名のウェイトレスがレディー・ガガ。奇抜な衣装やメイクを目にすることが多いレディー・ガガですが、この映画で初めて素顔を見た気がします。
ストーリー自体は、有名歌手が、無名のウェイトレスに嫉妬し、徐々に落ちぶれていくという、どこかでありそうな話ではあります。でも、売れて行っても、元無名のウェイトレスは、純粋さを失わないんですよねぇ。売れてしまって人が変わってしまってもいいのにね。
そして、レディー・ガガの歌唱力が圧倒的。まぁ、こんな歌唱力を持った無名のウェイトレスが居たら、デビューさせようとしますよね。
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