花筐 HANAGATAMIのレビュー・感想・評価

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花筐 HANAGATAMI

劇場公開日 2017年12月16日
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横尾忠則の絵を思わせる過剰なまでに饒舌な映像世界

癌により一時余命3カ月と言われたとはとても思えない、大林宣彦監督のエネルギッシュで自由で工夫と企みに満ちたこの最新作のパワーには驚かされる。檀一雄の小説世界に自らの夢や幻想、さらには現代の「唐津くんち」(祭り)の実写も組み合わせ、一時期の横尾忠則の絵のような過剰さを思わせる。昭和レトロなセットや衣装おかげで戦争の時代の青春はノスタルジックでありながらどこか戯画的でもある。

キャストの中では、病弱な美那と対照的な位置づけとなる、豆腐屋の娘を演じた山崎紘菜の健康的な魅力が光っていた。これまで彼女が出ていた作品を結構観ていたのにあまり印象がなかったが、今後は注目していきたい。

AuVis
AuVisさん / 2017年12月31日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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大林宣彦作品とはこういう事だったのか⁉️

大林監督作品は『HOUSE』『ねらわれた学園』『時をかける少女』『ふたり』…と時代時代で観て来ましたが、イノセントな少女の描き方が素晴らしいだけに、あの独特なクロマキーの手法にハリウッドのSFXと比べ、常に違和感があったのですが…
今回の作品はそれが吹っ切れており、通常のシーンでさえもクロマキーを超えコラージュにさえ感じられる詩的で独特な世界観は、映画というジャンルを超え、精神に訴えかけてくる何か新しい体験している様で、これが大林宣彦なのだと唯一無二の169分の世界観に釘付けとなりました。
能・神楽・無声映画・アニメ(エヴァ)日本のエンターテイメントを全て詰め込んだ、世界に誇れる芸術作品だと感じました。

大林監督を知らない、若い人には理解し難いシーンも多いかもしれませんが、この得体の知れぬエネルギーを感じた人は、是非昔の大林作品を観る事をオススメします。大林宣彦監督 凄い❗️

HIROKICHI
HIROKICHIさん / 2018年1月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  興奮 知的 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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なんか凄いもの見せられた

今のところ、まだ理解しきれない。

シン
シンさん / 2018年1月15日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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世界観が難しかったです。

口コミの評価が高かったので観てみましたが、独特の世界観で私にはよくわかりませんでした。映像も合成している感じが強調されているような気がして違和感を感じました。
映画に詳しい方が見たらおもしろいのかもしれません。

おぐりーな
おぐりーなさん / 2018年1月8日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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筆圧に圧倒される。矢作穂花いい。

もう何がどうのという必要ない大林宣彦でしかあり得ない、それもありか、これもありか、の連続のスペクタクルをそのままぼけーっと眺めて圧倒されて終わる。きっとスケッチブックに絵を描いてるような映画づくりなんだろう。後期フェリーニのような感じもする。なのでその筆圧に圧倒される。
予備知識はまったくなしに観たけれど、でてるんだ、と入口のポスターで知った程度だった満島真之介、門脇麦、名前変わった矢作穂香、素晴らしい。素晴らしい大林映画のアンサンブルぶり。特に矢作穂花は和製ドラキュラ映画キャラ的にも素晴らしかった。

ONI
ONIさん / 2018年1月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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大林監督作品 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

「今の時代に飛ぶってどういうこと?」という想いで撮られた映画なんだなってことだけ解るよ。作中で繰り返される「飛べ 飛べ 卑怯者」と併せて考えんのね。

観ながら「身捨つるほどの祖国はありや」ってことを思ったよ。

映像の感じは《さびしんぼう》とか《時をかける少女》に似てるのね。ストーリーはあるようなないようなで、「このシーンは何の意味があるんだろう?」とか考えても解らないの。でも面白くて観ちゃう。

《野のなななのか》に比べて老人臭が消えてんのね。でも老人映画もまた観たいと思った。

Scott
Scottさん / 2018年1月1日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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戦争は“魅了”する

「電気紙芝居」的な合成画面に膨大な台詞、過剰なロマンティシズムとエロティシズムを投入した怒濤の二時間四十八分。長尺を意識する暇もないすごい力技で、込められた表現へのエネルギーに圧倒されます。三十、四十の役者が演じる学生たちに違和感を感じるのは最初だけ、あっというまに大林マジックに巻き込まれ、主人公たちの疾風怒涛の青春に飲み込まれてしまいます。唐津おくんちの生命力溢れる映像に、執拗に描写される戦争の暗い影、吸血鬼映画的なエロスがミックスされ、生と死と愛の一大パノラマが展開。「青春が戦争の消耗品だなんてまっぴらだ」という台詞もあるけれど、単純に戦場で死ぬということだけではなく、戦争に侵食された時代の中では、日常においても死の影にからめとられていくことも描きます。戦争はエロスとタナトス表裏一体となり、人間を“魅了”していくのです。めくるめく強靭で潤沢なイマジネーションの洪水の中で、常盤貴子と門脇麦が、大林マジックに拮抗するかのような存在感で輝いていました。一年の締めくくりににすごい映画を見られて良かったな。あきね役の山崎紘菜ちゃんはどこかで見た顔だと思ったら、東宝シンデレラだったのね。

komac
komacさん / 2018年1月1日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  興奮 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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初めてもう1回劇場で観たいと思った作品でした

大林監督の作品を初めて観た、映画ド素人ですがご参考になればと感想を記載致します。
古里映画というサブタイトルに寅さん的なほんわか映画と思って観てしまったら、びっくり仰天の超大作でした。生まれて初めてもう1回劇場で観たいと思いました。
純文学の演劇をハイスペックなCGとアートによって作り上げられた【映画】という舞台で演じられているような感じでした。
「映画ってこんなに綺麗なんだあ」と目からうろこでした。どこかの映画祭で美術賞は必ず受賞されると思いました。
また、目まぐるしく展開する映像に引き込まれ、集中して観てしまったせいか、2時間49分があっという間に感じました。この美しいアートな作品は劇場(大きいなスクーン)での鑑賞をお勧めします。分かりやすく言うと「プロジェクションマッピング」は実物(大きなスクリーン)を観たいのと同様です。
内容が難しいと言う方もありますが、私と一緒に観た友達は、大興奮の大満足で、私は感涙でした。
この映画を楽しんだ私が考えた鑑賞ポイントを優先順に記しました。お役に立てば何よりですが
①戦争中に中高生だった貴方のお父さん、お爺さんまたは曾祖父の青春期のお話
②大林監督の美しい映像アート
③メインキャスト以外(セリフの無い方は全て)は唐津市のボランティアの方
④クラクイン直前に癌告知を受けた大林監督が、治療しながら命懸けで撮影製作された作品
⑤実は長塚圭史さんと常盤貴子さんご夫婦になってからの初共演だった。

mocha
mochaさん / 2017年12月23日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 興奮 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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☆☆★★★ 良い意味でも悪い意味でも大林宣彦節が炸裂。 この玩具箱...

☆☆★★★

良い意味でも悪い意味でも大林宣彦節が炸裂。

この玩具箱を理解するには、かなりの数の大林作品を読み込んでいないと、「これは何を描いていて、何故こんな手の込んだ事をしているのか?」…は理解不能だと思う。

それにしても大林宣彦は若い!
相当な大病であるし高齢。それなのにこれ程までにカメラとゆう玩具を使い、瑞々しい映像をまだまだ撮れるのだから。

映画のラストに檀一雄の辞世の句が。
まさかこれで終わりじゃあないですよね〜監督。
今回、個人的には好きにはなれない作品でしたが。次回も有りますよね!まだまだ撮ってくださいね。

2017年12月18日 スバル座

松井の天井直撃ホームラン
松井の天井直撃ホームランさん / 2017年12月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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