バンブルビー

劇場公開日:

バンブルビー

解説

大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクター、バンブルビーを主役に、シリーズの始まりを明らかにする物語。シリーズ1作目の主人公サムとバンブルビーが出会う以前の1980年代を舞台に、バンブルビーと人間の少女チャーリーの交流と友情、彼らに待ち受ける予想外の運命を描く。父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。すると突然、その車が人型の生命体へと変形。驚くチャーリーを前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失って何かに怯えていた。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにするが……。アカデミー賞にノミネートされたアニメーション映画「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラビス・ナイト監督が、自身初の実写映画監督として手がけ、「トランスフォーマー」シリーズでは初めてマイケル・ベイ以外の監督がメガホンをとった。少女チャーリーを演じるのは、女優・歌手として人気を集めるヘイリー・スタインフェルド。

2018年製作/114分/G/アメリカ
原題:Bumblebee
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2019年3月22日

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(C)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2018 Hasbro. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0たった一人のヒロインと、彼女が結ぶ友情によって、シリーズが息を吹き返した

2019年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

マイケル・ベイは嫌いではないが、しかし彼の『トランスフォーマー』へ賭ける思いは時としてあまりに巨大すぎて、私としては受け止めるだけでも疲労困憊していたように思う。そんなベイがプロデューサー側に回った本作はこれまでとは一変。身近な、半径10メートル圏内で遭遇するような、とても不思議でワクワクし、そして心温まる友情の物語だった。この手触り感、最高ではないか。

80年代の濃厚な空気、そして音楽に彩られながら、ヘイリー・スタインフェルドが思春期のモヤモヤした思いを胸に、精一杯の勇気を振り絞る。同じ子供時代を経てきた人なら、この気持ちに共感せずにいられないだろう。これまでように肥大化し続けるのではなく、本シリーズはロボが身をかがめて寄り添ってくれる等身大のサイズへ生まれ変わった。CGの素晴らしさもさることながら、シリーズはこのたった一人のヒロインと彼女が結ぶ友情によって見事に息を吹き返したのだ。

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牛津厚信

4.0予算削減で変形・戦闘シーンは物足りないが、青春映画としてはありか

2019年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

シリーズ第6作にして初の前日譚、初の女性主人公、そして監督がマイケル・ベイじゃないのも初(アニメーター出身、「KUBO」で監督デビューして実写監督は本作が自身初というトラヴィス・ナイト)と、初物づくしの「バンブルビー」。実は予算を大幅に抑えられて、前作「最後の騎士王」の2億1700万ドルに対し本作は1億3500万ドル。予算削減の影響がVFXを直撃し、シリーズの目玉であるトランスフォーム場面やバトルシーンが少ないし、描き込みも足りない。

製作陣は割り切って、ヘイリー・スタインフェルド演じる主人公チャーリーとバンブルビーが友情を育む過程と、彼女の成長物語を映画の主軸に据えた。ビジュアル的な刺激を期待しすぎると当てが外れるが、青春映画として楽しむならありか。予算相応の興収は達成したようで、「バンブルビー2」の企画が進行中と報じられている。

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高森 郁哉

4.5女の子版「アイアン・ジャイアント」‼️

2024年2月24日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

幸せ

「トランスフォーマー」シリーズは、私が世界で一番嫌いなハリウッドのフランチャイズ‼️爆発が派手なだけの意味のないアクションシーン、滑りっぱなしのギャグ、むやみに詰め込まれた無駄なエピソード、中身空っぽの人間ドラマ‼️幼い頃にオモチャとアニメの「トランスフォーマー」が大好きだった私は、マイケル・ベイ監督の全5作の映画版にホントにガッカリさせられたし、失望させられました‼️そして今作は私の中での「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフにして敗者復活戦‼️物語は1987年を舞台に、地球に飛来してひとりぼっちになってしまったバンブルビーが、孤独な18歳の少女チャーリーと出会ってお友達になる、という女子高校生版「アイアン・ジャイアント」‼️まずロボットたちの故郷セイバートロン星で繰り広げられるド迫力のロボット大戦争シーン‼️大興奮です、シビれます‼️そしてロボットたちのデザインも、無駄に生物感が漂うベイ版とは違い、オリジナルのアニメ版に近いデザインなのもいいですね‼️バンブルビーもヒロイン宅のガレージで体育座りする可愛い描写から、敵ロボットを返り討ちにする恐ろしい描写まで、近くにいて欲しい奴感満載‼️監督が名作アニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のトラヴィス・ナイト監督なだけに、ロボと少女の涙の交流、80年代ネタ満載な少女の青春、少女の初恋模様をハートフルに盛り込んだ奇跡の1時間54分‼️ヒロイン役のヘイリー・スタインフェルドちゃんもホント魅力的‼️マイケル・ベイ監督には申し訳ないけど、この「バンブルビー」こそ、私が観たかった真の「トランスフォーマー」なんです‼️

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活動写真愛好家

3.51980年代のクルマ、わかりやすい悪、変形多め、戦いはラストのみに...

2024年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

1980年代のクルマ、わかりやすい悪、変形多め、戦いはラストのみに持ってきてスッキリ決める、秘密の友情、家族愛など簡潔に的を絞った今作は、子供の頃にTVアニメで観た雰囲気も再現されていて楽しい。
監督はマイケル・ベイの続投だが、これまでのシリーズの続編ではないので、一見さんでも『グレムリン』や『ET』を観るような軽い氣持ちで視聴できると思う。

当時のアニメファンには嬉しい要素として、ディセプティコン(当時デストロン)の”サウンドウェーブ”とサイバトロンチームの戦いのシーン。”サウンドウェーブ”の胴体から排出されるカセットテープがジャガーに変形で興奮。

1980年代らしく、VHSやレコードプレーヤーなどレトロな小物と当時の歌を多用している。アニメの映像化の原点回帰を果たした、古くて新しい『トランスフォーマー』。

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Don-chan(Daisuke.Y)