サイゴン・ボディガード

世の中暗いニュースばかりで、久々に大声を出して笑いました。スピード感満載の痛快コメディで、美男美女の出演が目の保養になりました。落合賢監督の映画はどれも大好きですが、この映画は1番面白かった。世界中の人に見てほしい作品。

日本人が監督したベトナム映画のアクションコメディミュージカル作品。
ボディガードのバディが大企業の後継者問題に巻き込まれる。
懐かしい昭和の匂いがする。

日本人の落合賢が監督したベトナム映画。
面白かったし、ところどころ声出して笑った。
日本人監督とは言っても、映画の文法としてはハリウッドっぽい印象で、笑いのセンスはジャッキー全盛期の香港映画に近い感じがした。

８０年代のハリウッドアクションを思わせる展開で、二枚目でマッチョのトリンと、三枚目でコメディリリーフのビエンのコンビの凸凹コンビがだんだんクセになるｗ

上映最終日の8月18日、ベトナム映画「サイゴンボディガード」を見てきた。もちろんベトナム映画は初めて。
アクションコメディというのも実はあまり見たことはなかったが、『おもしろかった！！』スピーディな切れの良いアクション、ストーリー展開の早さはもちろんだが、おまけにそれがコメディタッチということ。かなり笑いのツボにはまった。楽しめる！！年齢、性別関係なく楽しめる映画として、お勧めできる。あっという間に114分が過ぎた。映画終了後のティーチインの中で、監督によると笑いのヒントは子供の頃大好きだったという舞台でやっていたあの「加トちゃんケンちゃん」にあるという。なんかうなずける。随所に笑いのツボが！だが、笑いとアクションの凄さだけでなく、実は監督のメッセージ性がさりげなく心に届いてくる。兄弟、親子、友達、恋人、会社の同僚、上司、等々様々な人との関係性＝絆へのメッセージが込められている。
是非、全国上映して皆さんに見て欲しい。笑って、ハラハラドキドキして、そしてホットして欲しい。
私もまた見たい。そして、このSaigonbodygards社のトリンとビエンに第２弾、第３弾でのスクリーン再会もしてみたいものだ。