ロスト・イン・パリ

劇場公開日:

解説

「アイスバーグ!」「ルンバ!」で知られるベルギーの道化師夫婦ドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンの製作・監督・脚本・主演による、夏のパリを舞台にしたコメディ映画。雪深いカナダの小さな村で味気ない毎日を送っている図書館司書のフィオナのもとに、パリに住むおばのマーサから手紙が届いた。フィオナに助けを求めるマーサのために、臆病者のフィオナは勇気をふり絞ってパリへと旅に出る。しかし、アパートにマーサの姿はなく、セーヌ川に落ちたフィオナは所持品を全部なくしてしまうという大ピンチに。さらに謎の男ドムにもしつこくつきまとわれる始末。フィオナの前途多難なマーサ探しの冒険の旅がスタートする。フィオナ役をゴードン、ドム役をアベルがそれぞれ演じ、2017年1月に89歳で亡くなったフランスの名優エマニュエル・リバが、おばマーサ役でコメディエンヌぶりを披露している。

2016年製作/83分/フランス・ベルギー合作
原題:Paris pieds nus
配給:サンリス
劇場公開日:2017年8月5日

スタッフ・キャスト

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(C)Courage mon amour-Moteur s'il vous plait-CG Cinema

映画レビュー

3.5身体性を駆使した表現が、観客を優しい世界へといざなう

2017年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

「アイスバーグ!」「ルンバ!」で道化師カップルの“アベル&ゴードン”にとことん魅了されたことのある観客にとっては、これはあまりに嬉しい喜びの再来となるはず。これはわかる人にしかわからない、とことん穏やかで唯一無二の時間の共有である。好き嫌いは分かれるだろうが、こんな映画、彼らにしか撮ることはできない。

パントマイムの身体性を駆使して感情を彩る本作は、たとえその舞台がロマンス映画の定番中の定番とも言える“パリの街並み”だったとしても、そこに発露する心情、おかしみ、温かみは従来のものと別格。そして今年89歳で亡くなった女優エマニュエル・リヴァが生前の姿を遺している意味でも見逃せない。彼女の仕草。笑顔。老紳士と魅せるささやかなダンスのなんと可愛らしいことか。本作を見つめていると、近年、哀しく凄惨な事件の多かったこの街に、真の姿、真の魅力が戻ってきたような気がする。それもまた嬉しくてならない。

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牛津厚信

5.0笑いすぎました

2020年6月4日
Androidアプリから投稿

アップリンククラウドのサンリス 寄付込み見放題プランで視聴。
サンリスさん配給の作品はどれもかなりこのみですが、
久しぶりにお腹が痛くなるまで笑いました。
最高のコメディ映画でした。

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たら印

2.5色彩豊か

2020年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

『タンタンの冒険』を思い出させる様な色彩豊かな漫画の様な作品でした。パリって、撮る人によってカラフルになったりグレーになったり、全然印象が違うんですよね。実写ではなく漫画でも良いかもです。

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ミカ

4.0この空気感,好きだなあ

2019年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

一生懸命なんだけれどなんだか滑稽で,
なんだか物哀しくて,でも愛おしい,
この空気感好きだなあと感じました。

映画を観終わって解説を読むと,
ベルギーの道化師夫婦ドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンの
製作・監督・脚本・主演による、夏のパリを舞台にしたコメディ映画とのこと。
あの独特の空気感は,だからだったのだと納得。

2人に,マーサと
パリのエッセンスが混じり合って
とても素敵な映画でした。
パリ好きな人にはおすすめです。

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アツコ
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