ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラのレビュー・感想・評価

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ

劇場公開日 2017年10月14日
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観終わった後はピンと来ませんでしたが、E1027の解説を読んで理解...

観終わった後はピンと来ませんでしたが、E1027の解説を読んで理解しました。
予備知識有りで観た方がいい作品ですね。
それにしてもフランス人(フランスじゃない人も多いみたいですが)の行動は日本人には理解し難い物が有りますね。

やまぼうし
やまぼうしさん / 2017年12月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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物作りの創造者と使用者の確執から観てみました。

観客6名と言う静かな鑑賞でした。

エネルギッシュな男どもと静謐な女性との確執かな。

五原則で作られる彼の作品にはどうしても越えられないものがある。

それは設計者としての心だろうか?

彼が提唱した五原則をみごとに具現化し、そしてそれに余りある作品に触れたとき使用者であり続けることが創造者として当然の傲慢な行使だ。

それをしたくなる作品とは、設計者が愛する人にプレゼントして、二人で愛を育む愛の館ということではないだろうか。

そう彼の作品は無機質なのだ。

しかし、彼女が設計施工した館は、彼が提唱した設計理念の完璧な完成品なのだ。

そんな館に自己を潜めたときの安堵感、そんな館に何物にも変えられなく思わず自己の表現として落書きを残したくなるコルビジェ。

テロップではその館の浜辺で亡くなったそうだ。

ゆたか
ゆたかさん / 2017年10月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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清々しいほどの愛と固執

デザイナーであり建築家としても高く評価されたアイリーン・グレイ。彼女が恋人のジャン・バドヴィッチと共に住むため、彼にプレゼントした海辺の邸宅《E1027》に、同じく建築家として名高いル・コルビュジエが惚れ込んだうえ、固執しまくるお話です。

見る前はアイリーンとコルビュジエの関係性についてドラマが語られるのかと思っていましたが、アイリーンの目線は仕事とジャンに専ら注がれており、コルビュジエの完全な横恋慕になっています。《E1027》に壁画を書いたり、裏に自分の建築物を建てたり、本来なら嫌悪感すら感じる所業だと思うのですが、アイリーン本人ではなく《E1027》という建築物に対しての固執であること、コルビュジエ役のヴァンサン・ペレーズの飄々とした独白に味がある事などから、彼をあまり憎めないフィルムに仕上がっていました。アイリーン・グレイを演じたオーラ・ブラディも眼で語るお芝居が素晴らしく、台詞以上に多くのイマジネーションを想起させます。彼女が度々見せる、得も言われぬ表情の数々が、天才と言われつつも、必ずしもアイリーンの人生は幸福なものでは無かったのかも・・という印象を抱かせ、色々と考えさせられました。

芸術家同士の物語という事で、あまり前衛的に仕上がっていたら楽しめないかも・・と思っていましたが、杞憂でした。淡々とした語り口のためドラマティックではありませんが、芸術家としての模索と、他者への愛と、嫉妬と、固執と、諦念をバランス良く描いています。コルビュジエだけではなく、アイリーンとジャン・バドヴィッチの関係性にもちゃんと尺を取っていたのも良かったですね。

猫シャチ
猫シャチさん / 2017年10月15日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:映画館
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