劇場公開日 2017年10月13日

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「死霊館シリーズにハズレなし」アナベル 死霊人形の誕生 foxheadsさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5死霊館シリーズにハズレなし

2018年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

試写会で鑑賞しました。

「死霊館」と「アナベル」の一連のシリーズには毎度楽しませてもらっています。

今作は「ライト/オフ」の監督という事で、明と暗のコントラストで恐怖感を煽る手法で、暗闇の恐怖を見事に体現していましたねー。わ!ビックリした!よりもジワジワ来るのが好みですから、ハマりました。今後はちょっと違った展開にも期待したい、キャリアはまだまだだけど期待の監督さんです。ジェームス・ワン関連での活躍を熱望します。

主幹ストーリーは毎度な感じですが、昨今流行りの反撃に転ずる強いキャラがおらず、主要な登場人物が少女達という事が不安を助長するんですかねー。これは狙い通りでしょうか。、ある意味、惨殺はされないかなー、という安心感もあったのは事実。実際のところは明かしませんが、ショック!残酷!猟奇!なホラーと一線を画した作品、幅広い映画ファンの方々にオススメですね。

前日譚という事で、1作目のキャストもしっかり登場、謎の回収と事後説明もしっかりされていて納得できた。今作を鑑賞する前に、アナベル1作目を復習しとくと、より楽しめるかと。田舎の一軒家という密室が大半ですが、多重構成になった後、更にシリーズの広がりを予告(もう決まっている模様)するサプライズが。最後まで席を立たない事をおススメします。

やはり、製作でもジェームス・ワンが絡んだホラー愛に満ちた作品は最高です。彼の監督としての次作はアメコミものの様です、こちらも拝見しますが、やはりホラーへの再々カムバックを熱望します。

foxheads