「ファッション・ドキュメント否セレブ・ドキュメント」メットガラ ドレスをまとった美術館 MPさんの映画レビュー(感想・評価)

メットガラ ドレスをまとった美術館

劇場公開日 2017年4月15日
全7件中、7件目を表示
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ファッション・ドキュメント否セレブ・ドキュメント

ジョージ・クルーニーがアマル夫人を伴いカメラのシャッターを浴びている頃、ジャスティン・ビーバーが取り巻きを引き連れて館内を散歩している。正面玄関には当夜の主役であるリアーナが中国人デザイナー、グオ・ペイの黄色いロングガウンを引き摺って現れる。メトロポリタン美術館が運営に必要不可欠な寄付金を募るために企画した"鏡の中の中国"展のオープニングナイト、メットガラは、こうして、呼びたい美術館サイドと、呼ばれたいセレブサイドの利害が合致し、寄付金の目標額を見事クリア。影の仕掛け人、アナ・ウィンターの目論見はまんまと成功する。ガラ当日までの舞台裏に密着したドキュメントは、果たして服はアートか?という問題提起より、むしろ、メットガラという最高のステイタスを提示されると嫌と言えないセレブリティの性(さが)が、あからさまではないが画面の端々に感じ取れて興味深い。ファッション・ドキュメントと言うよりセレブ・ドキュメントと銘打つべき1作だ。

MP
さん / 2017年4月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:試写会
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