猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のレビュー・感想・評価
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酷い目にあわされても 辛い事があっても 戦わない勇気、憎しみに負け...
酷い目にあわされても
辛い事があっても
戦わない勇気、憎しみに負けない、じぶんに負けない強い意志
それが一番強い者、賢者
今一度、政治家や一般の人々に再認識してほしい。
よかった
いつも思うけど猿たちの表情がすごい。目だけで感情をよく表現していると思います。シーザーほど統率力あるリーダーはなかなかいないと思います。終わり方が少しショックだったけど、もう続編もない、本当に終わったんだなと思いました。
お疲れ様、シーザー。
リブート第1作目から映画館で鑑賞してきましたが、気持ちいい終わり方だったと思います。
映画冒頭、人類視点から始まるエイプへの襲撃から、凄惨な殺戮シーンが続いて行きます。エイプたちはなすすべもなく殺されて行く。
そんな時、助けを求めたエイプとバトンタッチをするように現れたシーザー軍から続くエイプ側の視点で物語が紡がれると、「人間らしさ」とは何なのかという大きな問いを投げかけられている気がしました。
観る観客は人間ですが、共感をするのはきっとエイプ側だと思います。家族がいて、普通に暮らしたいだけなのに、人類が攻めて来る。そのために多くの犠牲を払って生活している。
そんな彼らの視点で続くストーリーは人間こそケダモノで、エイプこそ観客である人間に近い存在だと思うはずです。
人間らしさとは何なのか。少なくともこの映画において、人間らしかったのはエイプたちだと思います。
この物語は猿の惑星への一歩でもあり、同時に人間がケモノへと落ちて行く物語でもあります。言葉をなくしていく人々、そして狂気のように叫び大佐と鼓舞する人間、奴隷のようにエイプを使う。
2回の世界大戦を経験してなお、終わることのない戦争。果たして、今を生きる我々は本当に「人間」なのだろうか。
最後まで人間でいれたシーザーに労いをかけ、平和を願います。
邦題の煽りが秀逸
聖戦記とかグレートウォーとか邦題盛りすぎ。スケールの小さな小競り合いだけで期待外れ。
もっと人類と猿の運命を賭けた戦いにしてほしかった。そこまで壮大にするのが難しいならスターウォーズのように一レジスタンスの活躍話にしてもらうのが好みに合ってる。
物語の全てが冒頭のテロップで語られ、誰も決着を付けない、なし崩しの大団円。
アミア・ミラーは激可愛!これたげでも観る価値あり!!
ということで及第点クリア!
パワー弱い
1,2作目から考えるとドラマ部分が単純で共感できる部分もなく、ただストーリーを追っているだけの感じ。人間とのやりとりも善と悪だけで厚みがない。わかりにくい描写もあり、最後の最後まで世界観に乗れなかった。
良かったのは冒頭のシーンと、猿たちの動き、シーザーの演技力、迫力のある映像。絵的には見せてくれたので、物語ってくれていればもっと楽しめたのに残念。
人間くさいシーザー
とうとう第一作につながるストーリーの
終わり方でしたね。
なんとも複雑です。一作目をリアルタイムで見たわけで、長生きしたな〜って(映画の感想じゃないですけどね)
それにしても、技術力の違いが甚だしいけれど、第一作目もあの時代にしては、頑張ってたんだな〜と思います。
聖戦記?
本先品は、リブート3部作の最後に当たると聞いていたので、ラストは人類も猿も滅亡するのかな?と思っていました。
個人的には、前シリーズの印象が強いため、今回の終わり方は気に入りませんが、今の時代としては無難な終わり方だったのかな・・と思いました。
どうせなら、猿と人間の共存を最後まで貫いて欲しかった気もします。
映像の方は、文句の付け所が無い出来です。
観るのを迷っている方は、映画館で観ることを勧めます。
それはいいとして、サブタイの「聖戦記」は、作品に合っていない気がします。
最後に新天地にたどり着くので、聖戦記なのかな?
猿の惑星になっても希望は消えない
新シリーズは完全にシーザーが主人公で人間が完全な悪として描かれてたが、最後の最後まで「共存」という希望が失われなかったのが良かった。
モーションキャプチャーの進化も凄い。表情が更に柔らかくなって同じ猿はどこにもいない。一人一人が俳優の顔だ。オリジナルのリブートもぜひお願いしたい!と思わせる映像だった。
何故か猿の味方
初のIMAX鑑賞しました。迫力ある画面と映像にビックリ!
全シリーズ観ていますが毎回猿の味方にどんどんなっていく自分が怖いw
涙涙を期待していましたが、それほどではなく、人間VS猿の戦いになれてしまったのかしら。
結局人類は大自然の前にはちっぽけなもの。人間が人間を殺し合うシーンに、人間の自分勝手さをみましたが、それは今でも行われていること。人間とは賢くて、知恵の使い方を間違えている愚かな生き物なんですね。
意外と無難に終わった三部作
imaxにて鑑賞。利点は終盤の爆破シーンなどが壮大であること。
また、猿たちの声が全方位から聞こえてきてまるで囲まれているかのような臨場感があることくらい。
猿たちの動き、質感といったCGは相変わらず素晴らしいです。
ストーリーとしては、一作目、二作目と壮大に広げてきた割りにはこじんまりと収まった印象。中盤に中弛みしてしまったのが残念。
ラストはもう少し旧シリーズに繋げてくるかと思ったけど無難に終わらせてきてなんか物足りない気も。
楽しめないわけではないけれど、前日譚の三部作締めくくりとしては何か物足りなさを感じてしまう作品でした。
人間とは
仲間を守るシーザー達が格好良かったです。救われない話の前作までより、最後は感動でした。今回は仲間として人間も登場します。このシリーズは、人間性とは何か、人間の善悪とは何かを考えさせられますね。
osar to the Ape
IMAXにて
シーザーにオスカーを…少女の演技も良かった。
始めのゴリラが人間の背後から現れる所から 引き込まれた。映画の楽しさが詰め込まれている。
勧善懲悪でないのも 良かった。
前2作は観てないが 楽しめた。
シーザーに合掌
猿ウィルスは、人間を退化させ、猿を進化させる。
この意味付けは良い。
であれば、この先放っておいても人間はどんどん獣化して、最後には元祖猿の惑星のように、言葉も持たない人間が猿に家畜(労働力)として飼われる世界となるのだろう。
本作は一応“最期の戦い”とされている。
これは、映画シリーズの最後という意味か。
あるいは、ラストの雪崩によって人類の戦闘力は駆逐されたという意味なのか。
シリーズ3作とも、面白く仕上がっており、好きなシリーズではある。
が、「創世記」から幾つか納得のいかない部分があり、それが作品ごとに倍増している。
たとえば「創世記」では、チンパンジーの大きさ(人と同じ背丈)とか、サーカスで手話ができるオランウータンは調教によって芸ができるだけのはずなのに、シーザーと会話できる知性があるかのようで、それなら薬物の影響を受けていないオランウータンの方が奇蹟の存在では、とか。
まぁ、小さいことだ。
だが、本作で納得できないものは、小さくはない。
まず距離感と時間の進行が曖昧過ぎる点。
猿の部族と別れて大佐を追ったのに、追い付いてみたら猿の部族が捕らえられて強制労働させられている。
人間の少女が喋れない理由が不明な点。
シーザーが撃ち殺した男は、少女の父親ではなかったのか?
少女が悲しんでいないので、父親ではなかったとして、それでも少女を捕らえて監禁している様でもなかった。
あのまま置き去りにしたら少女が死んでしまうと猿たちは思ったのだから、男が少女を養っていたことは観客にも猿たちにも想像できる。
それなのに、少女を救っているかのごとき猿たちに疑問。
また、口が聞けなくなるのが感染の症状なら、少女はいずれ獣化していくのだろうか。
大佐への症状の現れかたと、少女の様子は違いすぎる。
少女はあのまま猿たちと幸せに暮らしていくのだろうか?
オランウータンが、最後の最後に喋るのもどうか。
これは、意図しているかもしれないが。
細かいことをいうと、まだまだある。
さっさとシーザーを殺してしまえば良いのに、他の者は簡単に殺しても主人公は殺さないのがアクション映画の定石だから不問。
「創世記」はスケール感がちょうどよかったのだが、「新世紀」からは全地球レベルの話になっているはずなのに、舞台が狭すぎる気がする。
「新世紀」は、局地戦だと解釈することもできるが、本作はこの戦いで猿が生き残ったとしても、近代兵器を持つ人類が他国(あるいは米国の他地域)にも存在するはずで、大団円的なエンディングには能天気過ぎないかと感じた。
「新世紀」のエンドロール後に、ウィルスが世界中に広がっていくことが示唆され、世界の広さを示しているにも関わらず。
ちなみに、原作小説では猿の世界はかなり近代的で広く(外国がある!)描かれていた。
印象に残った場面は、
冒頭の、人間兵士の後ろで同じ戦闘服を着た猿が現れるシーンと、
終盤の、シーザーを追い詰めたクロスボウの戦士が吹っ飛ばされるシーンだ。
アングル・構図がうまい。
とにかく、面白い映画であることは間違いない。
荒唐無稽なSFアクションなのだから、矛盾点などあって当たり前だと割りきって楽しむべき。
シーザーの一族を守るための戦いが、怒りに任せた利己的な戦いに向かっていることに自ら気づいて苦悩する場面や、無防備な猿たちが撃ち殺させていくのを見て改心する赤毛など、登場する人間キャラクターに比べて猿たちの方に人間味が表現されていて、見所はたくさんある。
あの少女、幼い頃のジョディ・フォスターのようなキリリとした目が印象的だった。
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